御主人様と初めてのお盆旅行に行ってきました。この旅の目的は、仲直り、一緒に毎年食べているものを食べる、新たな関係性構築のための調教です。
私は旅の間にひとつ誓ったことがありました。それは「もう喧嘩をしない」です。私がムゥムゥしても、ワーワー言っても、ギャーギャー泣き叫んでも、結局現実は何1つ変わらないのです。2人の関係性が悪くなるだけ。私ができることは、残り時間が決まっているならばなおさら、せめて一緒に居れる時間を楽しく過ごすことだと考えました。お互いにお互いを「信じる」こと。それしか結局はできないのです。だから私は御主人様に伝えました。「もう喧嘩をしない」と。
この旅行中は、いつもにもまして、ずっと手を繋ぎました。通常デート中はほとんどずっと手を繋いでいますし、運転中も危なくない限りは手を繋いでいることが多いのですが、今回はいつも以上に私はくっついていました。
一緒に食べると約束していたものは、仲直りして食べたので、本当においしかったです。何を食べるかではなく、誰と食べるか。やっぱり愛する人と仲良しで食べるものはおいしいです。
御主人様が運転中にガムを噛んでいて、包み紙を取ってって言ったあとに「プレゼント」って私に口移しで噛み終わったガムを与えてきました。「今度からこうしよう」。そして私が運転中に噛み終わったガムは、御主人様が手づかみで取って捨ててくれます。こんなバカみたいな行動が私は幸せって感じます。
宿について、夜ご飯の前に調教です。縄で後ろ手にギッチギチに縛られ、猿轡も隣の部屋に聞こえないようにキツキツにされました。電マ攻撃され、足を閉じないように、許可なく勝手に逝かないように言われますが、結局いつも通りに足を閉じて逃げ回っていました(笑)後ろ手で縛られた状態で、乳首を鞭で叩かれるのは本当に激痛でした。
縄を外され、四つん這いの状態で、首輪についたリードを引っ張られて部屋の中を散歩します。首が締まり気持ちがいいし、四つん這いといういかにも奴隷らしい恰好がドキドキします。
「土下座して挨拶しろ」
御主人様から額を床に押し付けられます。いよいよ改めて挨拶の時間です。私はずっと何を言おうかを考えていました。考えすぎて、旅行の前はあまり眠れず。きちんと自分の言葉で想いを伝えたい。
私は自分の気持ちをそのまま伝えました。途中からワンワン泣きながらどれだけ好きなのかを伝えることになり、挨拶っぽくなかったけれど、私はあれでよかったなって思いました。大切なことは自分の気持ち、そしてこれからどうしたいのかをきちんと伝えることでした。
御主人様は別に私に変わってほしいとか、これをしてほしいとか、リクエストは何も言いませんでした。ただただ私のことを大切にしてくれ、愛してくれました。
夜ご飯のあとは、宿の部屋でまったりしました。いろいろなお世話セットも持って行っていたので、耳かきをしたり、爪切りをしたり。御主人様も私の耳かきをしてくれました。
私たちの旅の目的は全て達成でき、とても幸せな時間を過ごすことができました。