2ntブログ

「今まで通り、ワガママで優しく情深い女で居ろ」

今日は、朝4時過ぎに起きて、御主人様を空港に送ってきました。
いよいよ釣りの全国大会です!
私は、大会前日に飛行機で移動します。
私のためにも絶対優勝してくれる!
そう信じています。



この空港に送っていく前日の夜、私の家に泊まってくれていた御主人様と口喧嘩。

私には御主人様が付けてくれた数々のあだ名があります。
そのうちの1つについて、思うことがありました。
そのあだ名はここ数週間で言われるようになったもの。
私は特に気にもせず、むしろ、そのあだ名に愛着を持っていました。
でも、もう今後、そのあだ名では呼んで欲しくないと思う、あることがありました。

そのことについて耳にしたのは、御主人様が電話中でした。
私に気を使って、別の部屋で電話に出てくれていましたが、なんせ声が大きいので、
全部聞こえていました。
できれば、知りたくなかった。聞きたくなかった。
でも、聞こえてきたものは仕方ありません。

私が言いたかったのは、聞こえてしまったことではありません。
それは仕方ないと割り切れます。
そうではなく、そのあだ名で自分が呼ばれていたという、そのこと自体がショックだったのです。

だから、「そのあだ名で今後呼ばないでください」ってお願いしました。

御主人様が悪意を持ったり、何か意図があって、
私をそのあだ名で呼んでいるわけではないのは、よくよく分かっています。
深い意味なんて全くなく、ほんとにただのあだ名。
それは分かっています。
でも、心がイヤだって拒否してしまうのです。
そういうことなら、その呼び方では私のことを呼ばないで!って。


御主人様の答えは

「俺は全くそんなつもりはない」
「ただのあだ名だろ?」
「癖みたいなもんだよ」
「同じ人間っていう以外、共通点は何もない」
「無意識だよ」

「悪意がないのは分かっています」
「癖って言いますが、出逢った頃から呼ばれていたのならまだ分かります」
「でも、御主人様が私にそのあだ名を使い出したのはここ最近です」

「お前は神様か?」
「お前は何でも完璧で、間違いなんかないんだよな」
「かかってきた電話なんだから仕方ないだろうが」
「俺だって極力お前に聞こえないようにしたり、メールで返事したりしてるさ」
「なんかもう馬鹿みたい」

「どうしてそういう話になるんですか?」
「確かに電話は聞きたくなかったですよ」
「でも、私が言ってるのは聞こえたことではないです」
「聞いてしまった以上、そのあだ名はもう使ってほしくないって言ってるんです」

「俺はずっとお前に気を遣わないといけないのか?」
「このあだ名を言わないように常に気をつけないといけないのか?」
「そんなの一緒にいて落ち着かないだろうが」
「俺はお前と違って頭が良くないからな」
「いちいち覚えてられないんだよ」

「頭がいいとか悪いとかじゃないです」

「お前はほんとにうるさいよ」
「いちいち気にしてたらつまらんだろうが」
「俺だって思うことがあっても言わないで我慢してるのに」

「言っていいですよ」
「私だって我慢できることは言ってないです」
「本当にイヤなことだけ話してます」

「そんなの感受性の問題だろ」
「悪意がないんだから、気にする必要もない」

「そうですよ」
「感受性の問題です」
「悪意がなくても、私にはどうしても我慢できないことなんです」
「ただ単にそのあだ名ではもう呼ばないって言って欲しいだけです」
「例えるなら、2人でペットを飼って、そのメスに昔の彼女の名前をつけるようなものです」
「私にとっては、そういう感覚なんです」
「全く同じじゃなくても、似たような響きというだけでイヤなんです」

「全く違うものだろうが」
「むしろ同じだって言われるほうが失礼だし、腹が立つ」
「変えろって言われても、むこうのは残念ながら変えられないからな」

「変えて欲しいなんて一言も言ってないです」
「私をそのあだ名で呼ばないで欲しいっていうだけです」

でも、御主人様はYESと言ってくれませんでした。
そして、私も呼んでほしくないという気持ちは譲れませんでした。

折り合いがつきません。
話の終着点が見えませんでした。

私は1人でずっと考えていました。
どうしたらいいんだろう。
どうすれば、この問題が解決するんだろう。

「明日朝早いんだから、早く寝ろよ」
「空港まで送っていくんだろ」
「アテにしてるんだから」
「そんなので釣りも応援できるのか?」
「無理して来なくていいんだからな」

「ちゃんと空港まで送っていきますよ」
「いま、気持ちを整理してるんです」

考えても考えても、お互いの意見は平行線。
解決策・・・・・。

ずっと考えて、私の中で、もうこれしかないってまとまりました。

私は、御主人様と私の関係は、一般的な御主人様・奴隷とは違うと信じていました。
御主人様だから何でも言いたいことを言う。
奴隷だから言われたことには、つべこべ言わず従う。
そういう関係ではないと。

でも。
私がごちゃごちゃ言わなければ、こういう喧嘩にはなりません。
自分が違和感を感じることを黙っていることはきついです。
でも、それを口にすることでこういう風に揉めるくらいなら、我慢した方が楽です。

だから、私は「奴隷に戻る」と言いました。

「どうすればいいのか考えました」
「私は、奴隷に戻ります」
「御主人様が大事にしてくれるから。愛してくれるから」
「ついつい奴隷ってことを忘れてしまいます」
「御主人様の言うところの『対等になってる』状態だと思います」
「御主人様と奴隷なのに、私が反論すること自体バランスがもう崩れてて」
「だから、もう文句を言いません」
「もう○○しないで欲しいとかも言いません」
「私は御主人様にだけは自分の素直な気持ちを言えることが幸せだと思っていました」
「親にも言えない本音が言えるから」
「そうやって甘えることが依存であると思っていました」
「でも、こうやって揉めるくらいなら、もう我慢した方がいいです」
「私が我慢すればいいだけの話ですから」
「私は人以上に言葉についてこだわりがあります」
「昔のトラウマなんです」
「向こうは冗談のつもりでしょうが、『死ね』って言われたことがあるから」
「だからたとえ冗談であっても、自分は人を傷つける言葉は使わないって誓っています」
「あのとき以来、言われる言葉にすごく敏感なんです」

「うるさい」
「お前が心を開かないなら俺も開かない」
「もう優勝もしない」
「旅行も連れて行かない」

「だってそうするしかないじゃないですか」

「俺じゃなくてもいいんだぞ」
「他にも主はいるぞ」

「御主人様は他の奴隷がいいんですか?」

「そんなこと言ってないだろ」

「私たちがお別れするときは、御主人様が私をいらないっていう時だけです」

「もういいから寝ろ」
「足が冷たくなってるから、くっついて寝ろ」

私は、もうどういう風に感じようが、何も言わないようにしようって決めました。
そうすれば、揉めないから。
私が我慢したらそれで終わり。
もうそれでいいじゃないって。
気になるか気にならないかは、もうたいした問題じゃないって思うようにすればいい。



朝起きて、でかける準備をして。

「おはよう」

「おはようございます」

「今までと何も変わるな」
「今まで通りにしろ」
「じゃないと連れて行かないぞ」
「優勝もしてやらない」
「分かったか?」

空港までの車の中で、無意識で例のあだ名で私を呼ぶ御主人様。
言った後で気づいて訂正してくれました。

「もういいですよ」
「気にしないようにしますから」
「気持ちを伝えたかっただけなのかもしれません」
「もう消化できてますから」

空港までのドライブ中、昨日買っておいたパンを2人で食べました。
何でも同じものを食べたら美味しいです。
何でも一緒に食べたら美味しいです。

「2人で食べたら美味しいだろうが」

「はい^^」

「俺にはお前が必要なんだからな」
「代わりはいないんだから」
「分かったか?」

「はい^^」

「愛してるのか?」

「愛しています^^」



空港で御主人様を降ろし、出発の瞬間にお守りを渡しました。

御主人様からメールが届いて
「お守りありがとう」
「無事に搭乗口に着いた」

「気をつけていってらっしゃい」
「愛しています」
「御主人様にとって私が1番でありたいから」
「ワガママ言ったり嫉妬したりしますが、もっと強くなります」

「今まで通り、ワガママで優しく情深い女で居ろ」
「絶対に何があっても離さないから」

「はい^^」


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Re: 生涯奴隷さんへ

鍵コメさんへ

おはようございます^^

>価値観 感受性の違いで揉めることってありますよね

ほんとにその通りです。
でもまぁ、それは当たり前のことで、揉めない方がおかしくって。
全く同じ考え方の人なんているわけもなく、違うからいいわけであって。
ただ180度違うと、どっちかが我慢するか、中間点を見つけるか。
今回の場合は、中間がなく、どちらかが我慢するしかないと思ったのです。

おそらく、今までと全く変わらないでいるというのは難しいかもしれません。
ほんとに出来る限り揉めたくないので(笑)
だから、書いていただいた通り、「我慢する」じゃなくて「許容できる」ように、
気持ちの持って行きかたを変えることができれば、かなり楽になると思います。
それは訓練なので、たぶんどうにかできます。

物事を多面的に見る訓練は多少してきているので、きっと大丈夫だと信じています。

一方的な押し付けではなく、お互いに自分の意見を言い合える関係は理想だと思っています。
もちろん、お互い言いたいことをいえば傷つくこともあるし、イヤな空気にもなるし、
聞きたくないことも聞くし、言いたくないことも言うし。
でも、やっぱりそれは必要なことだと思っていて。
時期や頻度・内容は考えなければなりませんが。

お互いに「許容できる」ところは許容して。
それでもどうしてもこう想って苦しいんです!っていうときだけは弱音を吐いて。
そのときは揉めたとしても、最終的には分かってくれない御主人様ではないと分かっているので。
認めることができるかは別問題だとしても、私の気持ちは理解してくれるので。
そこさえクリアできれば、あとは自分の中で上手に消化するだけです。

たくさん褒めていただき、ほんとありがとうございます^^
ほんとは全然女子力高くないですけどね;;
KI・A・Iです(笑)

>気の強いところ似ているので他人とは思えず

笑っちゃいました(笑)
わたし、かなり気が強いです。
かなりの負けず嫌いですし、我も強いし(笑)
ほんと・・・・・奴隷向きじゃないです(笑)

だからこそ、私が認められる人でなければ、主と想うことは不可能だと想っていて、
今の御主人様でなければならない理由でもあるのです。


>色々あるけどご主人様大好きですもんね

はい^^
大好きです^^

Re: 追伸

鍵コメさん(追伸)への追伸

>blogの最後から二行のご主人様の言葉にご主人様の人柄を感じます
>生涯奴隷さんを愛してやまないって思いが伝わってきてご馳走様っておもいました

ありがとうございます^^


>あららそれいっちゃうっていう失言?もあるけど

ほんとに(笑)
私も、それ心にグサグサ刺さるんですけど?って思うことあります(笑)
何があっても守ってやるっていうのに、けっこう御主人様に傷つけられてますけど?って(笑)
あまりにも刺さる時は

「デリカシーないです!!!」って言っちゃいます(笑)

↑ こんなこと言う奴隷もいないと思いますけど(笑)



>優勝祈ってます

ありがとうございます^^
ぜひ、一緒に応援してくださいませ^^

No title

いろいろあったんですね><
でも、生涯奴隷さんがお人形になる(感情閉じる)のは、
きっとご主人様も望んでないですよね
それに、お互いとても好きだから
時に激しくぶつかることもあると思いますが…
そうやって少しずつ少しずつ、角が取れてまぁろくなる石のように
ふたりが過ごしていけますように・・・
優勝、お祈りしてます!

Re: No title

@iさんへ
こんばんは^^

毎日色々あります(笑)
過ごす時間が長くなれば、それだけお互い素で接する機会も増え、
当然、意見や考え方の違いも表面に出てきて。

ホテルで逢ってプレイをするだけの関係であれば、
ここまで喧嘩もしないのだと思います。

が、一緒には暮らしてないけど暮らしてるようなものなので、
喧嘩できるほど近い関係そのものは良いことなのかもしれません(笑)

御主人様は、私が誰にでもは心を開かず、ましてや甘えることなんて
他の人に対してはあり得ないとわかってるので、
だから、私に甘えろと言ってくれます。
でも、甘え過ぎて、ワガママになっちゃうことも。

感情を殺し、心を閉ざすのではなく、出来るだけ揉めないように、
上手に負の感情を消化する方法を見つけたいと思います。

何を言ったら、どんな風に言ったら揉めるかは前もって予想がつくので(笑)
揉めるだろう、怒るだろうって分かってて言うんだから、
私もチャレンジャーですよね(笑)

こんばんは!

色々と心配してヤキモキしてきましたが、ご主人様と生涯奴隷さんの揉め事は喧嘩するほど仲がいい、夫婦喧嘩は犬も食わないということでこれからは楽しく読ませていただくことにします(⌒▽⌒)


これからも喧嘩しながら仲良くしてくださいね!

Re: タイトルなし

真実さんへ

こんばんは^^

御主人様とは、これからもたくさん喧嘩をすると思います。
私はブログになんでも書いちゃうので、読んでくださる皆様にご心配をおかけすることも、
多々ありますが、最終的には仲直りしてると思うので、適度にお読みください(笑)

ありがとうございます^^

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Re: No title

鍵コメさんへ

おはようございます!

読者の皆様には分からないと思いますが、
リアルタイムでアップしてるものは、まだ喧嘩中のもので、
過去の話は解決済みのものになっていることが多いです。

そのときにアップすると、あまりにも感情が整理されてなくて、
これじゃあダメ!!!って思うときは冷静になるまで待って。

それでもモヤモヤし過ぎて、負の感情を外に出さないと苦しい時、
たまにブログにリアルタイムでアップすることもあります。
それは、自分の中の負を外に出すと同時に、
目の前で伝えると喧嘩になる御主人様に気持ちを伝えるためでもあります。


>ご主人様の悪意のないデリカシーの無さは、やっぱり少年のようですよね(笑)
もう(笑)その通りです(笑)
なんだかんだで憎めないのです。
悪意がない方がよっぽど酷いと思うのですが、
感受性の問題なので、 どうにもなりませんね(笑)
あれからまだ数日ですが、無意識に例のあだ名で、もう何回も呼ばれてます(笑)
さらっと流してます^^

鍵コメさんも、距離感には悩まれたのですね。
私は、毎日いろいろありますが、やっぱり御主人様との距離はゼロがいいです(笑)
どんなに傷ついても。
顔と顔がくっついてチューできる距離(笑)
油断すると頭をゴッツンコしちゃう距離(笑)
それくらい、いつも近くにいたいです。

ゴッツンコするときは痛くて苦しいけど、やっぱり近くが幸せ(笑)

これからも、色んな試練を乗り越えます^^
ありがとうございます!!
プロフィール

生涯奴隷

Author:生涯奴隷
御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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