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30分でも早く逢うために

7回目逢ったときの話です。

たまたま私的な用事で、御主人様の住んでいる県に行くことがありました。

その用事は私1人ではなく他に同行者もいましたので、近くにいっても
逢えるわけでもないから言わなくてもいいかなって思いましたが、
なんだか言わないと嘘をついてるみたいで変な気分でした。

ただ、そのことを言えば御主人様が私と逢う時間を無理にでも
作ってくれることが想像できて、心苦しい気持ちもありました。

でも、無理しても逢えないなら逢えないだろうから、話だけでも。


「そんな近くまで来るのか?うちに泊まれば(笑)?」
「一泊できたらいいのにな」

↑たまたま奥さんがいない日程

「私だけ用事が終わったら別行動しましょうか?」
「でも、近くまで迎えに来れますか?」
「翌日、高速バスのところまで送ってもらえますか?」

「当日は、俺も用事があるから夕方以降ならなんとか出来るかも」
「翌日は送っていける」

「用事があるなら、無理はしないでください」

「分かってる」
「だが、無理しても逢いたい」

「ありがとうございます」

「愛を感じろよ(笑)」

「はい^^」

「逢いたいか?」

「逢いたいですよ・・・・いつだって逢いたいです」

「ならいい(笑)」
「何とかしてやる」
「なんなら翌日じゃなくて2日後に帰れ」

「日程伸びてる(笑)」

「嫌なのか(笑)?」

「嫌じゃないです^^」

「じゃあ、2日後じゃなくて3日後にしろ」

「@@ お家は大丈夫なんですか?」

「3日後まで居ろ(笑)」

「高速バス、3日後の日程で予約しました」

「良し」

「でも、家庭の事情で、今回ダメそうなら教えてください」
「高速バス、キャンセルはできますから」

「わかった」
「何とかしてやる」

「ダメになっても、悲しくはなりますが、文句は言いませんから」

「馬鹿」
「そんな言い方をするな」
「怒るぞ」

「無理してほしくはないので」

「無理せずに逢い過ごせるわけがない」
「でも、負担には思うなよ」


~そして当日~


私の方が予定より早く用事が終わり、一緒にいた人たちと別れ、
14時30分には待ち合わせの場所へ着きました。

その時間、御主人様はまだ遠方で用事がありました。

「早かったな」
「俺はまだかかるな」
「待ってろよ」

「荷物、駅のコインロッカーに入れて適当に駅ビルうろうろしてます」

「迷子になるなよ(笑)」

「頑張ります!」

「俺は今いるところを16時くらいに出る予定だが、出てから1時間はかかる」

「大丈夫です」

「途中の駅まで電車で来るか?」

「そこにいたほうがいいなら」
「何時までにそこにとか言ってもらえたら電車で移動します」

「そこまで来てもいいな」
「そうすれば、今の待ち合わせ場所より半分の距離だからな」
「ちょっと考えるから待っとけ」

私はコインロッカーに荷物を入れず、とりあえず駅のイスで待機していました。

40分後、御主人様から電話が。

「今、もう出てきたよ」 ←15時24分

16時に出るのだって、絶対用事を早く切り上げての予定だったはずなのに、
それよりさらに30分以上早く。

一緒にいた人に言い訳するのが大変だったはずです。

わざわざスマホで調べてくれた時刻表を送ってくれました。
いくら私の地元じゃないとはいえ、私はその駅にいますし、
自分で調べることもできるのに、面倒見が良い御主人様^^

実際、待ってる時間何もすることがなかったので、私もスマホで時間を調べてました。
でも、せっかく御主人様が調べて送ってきてくれたので、そっちを見ました^^


「33分の電車に乗れるかもです」
「いま、新幹線乗り場のイスのとこにいるので、在来線の方に移動します」
「33分のに乗りました」

「分かった」
「もうすぐ逢えるな」

「はい^^」
「早めに出てもらって、ごめんなさい」

「許してやる(笑)」
「ちゃんと性処理しろよ」
「お前の方が着くのが早い」
「お前は20分くらいで着くよ」
「俺は30分はかかるな」
「電車降りたら電話しろ」


御主人様が少し無理をして16時に出て、1時間移動して最初の
待ち合わせ場所に来てくれたとしたら逢えるのは17時過ぎ。

14時30分に着いた私は、コインロッカーに荷物を入れて
駅ビルを2時間30分ウロウロすればいいだけです。

大きな駅だから、それくらいの時間を潰すのは簡単です。

それでも、私を待たせることを気にして、16時に出るのですら
大変だったはずなのに、それよりも30分も早く出てくれて、
そしてさらに30分早く逢うために、私にも近くまで移動するように
提案してくれました。

お互いに30分ずつ縮めあった結果、16時過ぎには逢えました^^


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御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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