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高速道路で分岐点間違って泣く(笑)

ある日、御主人様とおでかけした帰り道。
道中、御主人様はビールを飲んで運転手交代。

御主人様はビールを飲むと、すぐ気持ちよーくなっておねむ。
この日も、途中で意識が飛んで気持ち良さそうに寝ていました。

普段ナビを使って運転しているわたし。
まだまだ引っ越してきて地理が分かっていないので、ナビに頼りっぱなしです。
そのため、逆に道を全く覚えません。

仕事柄、毎日同じ場所へ行くわけでなく、出張のときは行き先が毎回異なり、
次に同じ場所に行くのは下手すると1年後とかなので、
なおさら道を覚える必要がありません。

1度見た景色や、御主人様に説明してもらった道などは記憶していますが、
ナビを頼りに何も考えず仕事で通った道はほとんど記憶に残りません。


途中、高速を使って帰るというところまでは打合せができていました。

「はやく帰ってお前の家でゆっくりしよう」って。

降りるインターの名前は分かっています。

「ずーーーーとまっすぐだよ。最後左に$#☆*・・・・・・・・・・・Zzzzzz」

「?! 寝てる・・・・・」


実はわたし、この高速が苦手なんです。
運転は好きだし、高速道路自体は問題ないのですが、この高速道路は
色んな地域への分岐点が多く、合流する箇所もかなり多くあるのです。
元々私が住んでいた場所には、こんな高速はありません。

そして1番の問題は、わたしが地理がまったく分かっていないこと。
標識の地名を見ても、それがどこを指しているのか全くわからない。
だから、どっちが正解の道なのか検討すらつかないのです。
まるで外国で標識を見ているかのような。

ずーーーーっとまっすぐという言葉と、降り口のインター名を頼りに、
ひたすら看板を凝視して走ります。

でも、そこは高速道路。
走っている速度が速いため、ゆっくりと標識を見ていられないし、
サービスエリアもなく停まることすらできないし。
自分の車じゃないからナビの使い方もいまいち分からないし。

とにかく、降り口の地名をひたすら頼りに走ります。

でも、分岐点が3箇所もあったのです。
高速道路での間違いは最悪です。

その3箇所のうち、1箇所目は降り口の地名が表示されていませんでした。
慌てて御主人様を起こします。

「どっちですか??????」

そこまではどうにかなったのですが・・・・・・。
そのあと、ずっと1人で標識を睨めっこ。
その間ずっと緊張しっぱなしで、心臓がドキドキしていました。
背中には冷や汗が・・・・・;;;;;;

これ以上分岐点はないと思いきや、2箇所目の分岐点が現れて、
軽くパニックでした。

頭の中は「間違ったらどうしよう」 もうこればっかり。

でも、停まる場所すらないし、速度を落とすわけにもいかないし。
2箇所目は、降り口の地名が乗っていたのでどうにかなりました。

そしてそして3箇所目。
ここでまっすぐ本線ではなく、左に入らないといけなかったのに、
私は左に入り損ねてしまいました。

気づいたときは後の祭り。
もうどうにもなりません。
とりあえず、1番最初のインターで降りました。

本来のインターで降りていたら、そこから家までは混んでなければ10分弱くらい。
でも、わたしが間違った方の道を進んでしまったために、高速降りてから20分くらい
かかってしまいました。

わたしが道を間違って最初のインターを降りたとき御主人様が目を覚ましました。

「分岐点で間違ってしまいました」
「とりあえず、最初のインターで降りました」

御主人様はこんなことで怒る人ではありません。
ただ、「ここからじゃ帰りが少し遅くなるな」って。

自分のミスで御主人様に迷惑がかかってしまうこと。
それが自分で許せなく、また情けなくもありました。

それに、元々苦手意識があった道路だったために、
実際本当にパニックになっていました。

色んな感情が交錯して、涙が出てきました。

「怒られると思ったか?」

「こんなことで怒るとは思っていません」
「ただ地名が全く分からなくて怖かったです」
「それに降り口を間違ってごめんなさい」

「凹むなよ(笑)」
「ほんと泣き虫毛虫だな(笑)」
「起こせば良かったのに(笑)」
「まだまだ俺なしではダメってことだな(笑)」
「あと5分早く目が覚めればよかったな」
「お前がこの道を通ったことがあると思っていたよ」

「普段この高速使わないので・・・・・」
「それにナビを頼りに運転してるので、地名や道がわかんないです」


予定よりも少しだけ遅い帰宅となりましたが、無事に帰ってきました。
「冷や汗かいただろうから、風呂入るぞ(笑)」

えっちして、そのまままったりまどろんで、お風呂に入って。


その日の夜のメール

「高速では悪かったな」
「かなりピンチだったみたいだな」
「起きていればよかったな」
「ゴメンな」
「まだ新しい土地に慣れないだろうから仕方ない」


御主人様は悪くないのに。
悪いのは、分岐点を間違ったわたし。
パニックになるくらいなら、起こして道を聞くべきだったのに。
その判断を誤った自分のミスです。

でも、私は何でも教訓にするようにしています。
大事なことは、同じミスを繰り返さないこと。

それに、御主人様の「人となり」もよく分かります。
私が知っている「S男性」は「決して謝らない人」でした。

S(御主人様)たるもの、M(奴隷)に謝る必要はないというポリシーなんでしょうか?

約束の時間に遅刻しようが、ミスによる怪我をさせようが、一度も謝ることはありませんでした。
出てきた言葉は、唖然とする開き直り。

そんな「人として尊敬できない人」に身体と心を預けることなんて絶対にできません。
Sだから何でもしていい?
Mだから何をされてもガマン?
私の中では、あり得ません。

私は、口ばっかりで中身がない人が嫌いです。
こういうことがあって、私は今までのS男性に心を開くこともなかったですし、
ましてや心から愛し、甘え、涙することもありませんでした。
飲尿だってできたことはありませんでした。

私のことを真剣に愛してくれる御主人様だからこそ、
私は命さえ惜しくないと思えるのです。


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高速は慣れてないとホントに大変ですよね(^_^;) 前に彼女が出口を間違えて、「あ!やばっ!」って叫んだことあります。

Re: タイトルなし

じんさんへ

都会の高速はほんとに恐怖です(笑)
1つ分岐点を間違うと、全く違う県に行く道に(笑)

ほんとにおそろしい・・・・・。


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御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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