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川遊びとお泊りと熱

急遽泊まってくれた楽しかった土曜日も終わり、御主人様は自宅へ帰ります。
本当はそのまま奥さんの実家へ行くはずだったようですが、
お盆にどうせ行くからという理由で、残ってくれました。

どうなるかは分からないから、朝の時点では期待せずに待っとけって言われました。
引っ越す前だから、無理に時間を作ってくれたんだと思います。
本当に感謝です。


「今日も泊まれるぞ!」
「あとでお揃い柄のワンピースを来て迎えにこい!」


お揃い柄のワンピースに着替え、お揃いのサンダルを履いて、
御主人様の家の駐車場まで迎えに行きます。

着くと、すでに駐車場にいて、車をガサゴソしていました。
私の車に積まれたものは、釣竿など。

「川に釣りに行くぞ!」
「お前の家に小さい浮きあったよな?」

「前にもらったやつがあります」


暑いから川に遊びに行くことにしたようです。

「スーパー行って、魚肉ソーセージ買わないとな」

一旦私の家へ戻り、クーラーボックスにビールを入れて、
浮きやタオルなど川に行く用意をして、スーパーへ。

魚肉ソーセージをゲットし、夜ご飯のメニューをブラブラして考えます。
刺身コーナーで、「生カツオ」を発見した御主人様。

以前からカツオのタタキではなくて「生」が食べたいと言っていた御主人様。
それがいま、目の前に(笑)

「買って行きましょうか?」
「一度家に戻ればいいだけですから」
「ここから5分だし(笑)」

急遽夜ご飯の買い物もすることに。
生カツオに添えるミョウガ、大葉、生姜。
あとは美味しそうな豆腐。
そして揚げる用に鶏軟骨。

買い物が終わり、自宅へ戻り、食材を冷蔵庫へ。
川へ再出発!



私たちが住んでいるところには、綺麗な川が流れているのです。
家から10分ほどで、こんなに綺麗な川があるんだから、
やっぱりここは素敵な場所^^

川遊び1


橋の下が日陰になっていて、ちょうど階段もありました。
私でも無事に降りることができます。
川に着くまでは、多少、草との闘いを強いられますが。。。
御主人様は釣り道具。
私はクーラーボックス担当。

「長ズボンが良かったですよぉ」

「川に入れないじゃないか」
「だからワンピースって言ったんだ」

川の中に足だけつけて、涼を楽しみました。
ビックリするくらいの冷たさでなく、ちょうど良い気持ちよさ。
風もあって、とっても気持ち良かったです。

川遊び2

釣りだして2分後くらい。

「釣れたぞ!!」

「もう@@?」


川遊び3


早過ぎ!
魚が川の何処にいるのか分かるそう。
逃してあげるときも、丁寧に大切に逃します。
そういう御主人様が大好き。

私にも竿を触らせてくれました。
かかった瞬間渡されて、釣り上げます。
それは大きめで、重さを感じることができました。
楽しかった^^

日陰になってるところの岩に腰掛けて、
2人で足をつけながら休憩。
改めて自然はいいですねぇと話。

1時間弱だったと思いますが、川遊びを堪能しました。

「お前の家にこの竿を置いておく」
「これはここ専用な」

「はい^^」

きっとまたいつか、一緒にこの川に来れる日を待ってます。



16時前には2人の家に戻ってきて、お風呂タイム。
たくさんくっ付いて甘えん坊^^

「早めに夜飯にしようや」
「腹減った」

買っておいた食材で、夜ご飯の準備をします。
一緒にいただきます^^

楽しく食事をし、茶碗を洗おうとすると、「耳かきー」の声が。
ベッドで眠そうな御主人様。
耳かきをし始めた瞬間寝てました(笑)
カミソリで産毛も剃ってるので用心しながら。

「反対向いてーーーー」「終わりましたよぉ」

「ん?」
「終わった?」
「次、マッサージ」

「どこがいいですか?」

「首が痛い」

「うつ伏せになってください」

いつも左が凝るのに、今日は右側。
珍しい。
それに、すごい凝ってる。
肩、首とほぐしていきます。

そのあと、手のひら、腕、足の裏、ふくらはぎ、太もも。
1時間ほどマッサージしました。
少しは良くなったかな?


やっと茶碗を・・・と思いきや、毛抜きを頼まれて。

「お前にしか頼まないんだからな」
「お前の仕事な」

「はい^^」

「俺のお世話が大好きだもんな」

「お世話大好きです^^」




この日はどうしても落としたいオークションが2つあったそうです。
21:30くらいと23:00くらい。
酔っ払って寝るわけにはいかないそうで(笑)

茶碗を洗い終わり、一緒にオークションを見ます。
釣りの動画を見たりしながら時間が来るのを待ちます。

さっきまではどうもなかったのに、頭が熱くて重い。
でも、御主人様に言いたくない。
心配かけたくないし、一緒にオークション見届けたい。

必死に我慢するものの、思考力が低下してきました。
口数が減り、ほとんどしゃべらなくなりました。

1つ目のオークションを見届けた瞬間、我慢の限界に。
あと1時間半このまま座って待てない。

私の変化に気付き、どうしたのか聞いてくれました。
最初は怒ってると思ったみたいで、

「なんで無口なんだ?」
「俺がオークションで(高いもの)買ったからか?」

私は黙ったまま首を横にふり、御主人様の手を私のオデコに。

「熱いな」
「具合が悪いのか」
「薬やるから」
「飲んで寝ろ」

隣で最後のオークションも見届けたかった。
御主人様より先に寝たことなんてないのに。
1人だけベッドは寂しい。

でも、これ以上心配もかけられないので横になります。
熱を測りましたが、高い熱ではありませんでした。
(私にとっては高かったけど)
オデコには熱さまシート。
横になり、かなり楽になりました。
23時少し前に起き出し、2つ目のオークションも最後だけ見届けました。



オークションに関して言うならば、値段だけ見て考えると、
少なくとも私にとっては高いと感じる金額でした。
両方合わせると5万円を超えた買い物。
そんな大金の買い物をすることないし、しかも食料と違って、なくても困らないインテリア。

でも。
御主人様がきちんと考えて、それでも欲しいと思ったものならば、
無事に落とせて欲しいと思います。

何にお金を使うのか。
お金や物に対する価値なんて、人それぞれ。

私だって、見る人から見たら何にもならない旅行に、
今までいくら使ってきたか。
おそらく合計すると、旅行代だけで200万以上は今までに使ってると思います。
旅行なんてお土産と思い出以外は何も残らないという人もいるでしょう。
でも、私にとっては人生を「豊か」に生きるために必要なこと。
仮に一切旅行にいかない人生を送り、ここに200万あっても、私は幸せではありません。

私には御主人様の好きなインテリアの知識がないので、
その物の価値と金額については正直分かりません。
それがその物の価値からすると安い買い物なのかどうかも。

ただ、1つだけ分かってること。
御主人様と全てを共有したい。

そうは言っても、生活費以外に使える金額は当然限られているので、
「人生を豊かにするための経費」も上限は決める必要はあると思います。
年にいくらまでならそういうことに使いましょうって。

私たちは、たくさん会話をしてるから。
だから大丈夫。



御主人様がいつものように腕枕をしてくれました。
いつも痺れないか気になって落ち着きません。
この日も途中で外してしまいました。

「全然重くないから気にするな」

そう言ってくれるのですが、気になります。

「手を繋いでください」

代わりに手を繋いで寝てもらいました。
今日はいつもと違って私が裸じゃないので、密着度が足りない。
何度か目が覚めましたが、翌朝だいぶ良くなっていました。

朝4:45起床。
御主人様のお昼ご飯用のおにぎりを作ります。
元気そうな私を見て、

「熱は下がったか?」
「ムー助、なんで熱出したんだよ」
「川で遊びすぎたか?」
「せっかくお泊りの夜だったのにな」

チューしながら抱きしめてくれました。
5:20過ぎ、御主人様を自宅まで送り届けました。


これが引っ越す前最後のお泊り。
ほんと、なんで熱が出ちゃったんだろう。
あんなに大切な時間だったのに。

またいつかお泊りしてくれる日はあると思うから、
そのときは裸でくっ付いて寝よう^^


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御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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