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御主人様が引っ越してから初めて逢いに行った日

御主人様が引っ越してしまった次の日。
私のバイトがない日だったので、逢いに行ってきました。

御主人様が引越しでとても疲れているのは分かっていましたが、
どうしても「2人の車」を洗車してもらいたいと思って、
前の日にお願いしました。

「実はお願いがあります」
「花火大会の時の火薬のせいで、車が黒く汚れてしまっていて・・・」
「引越しの次の日に本当に申し訳ないのですが、洗車してもらえないですか?」

「明日、洗車行こうや」

「疲れてるし、体が痛いのにごめんなさい;;;」

「めちゃ腰が痛いが(笑)」
「でも大丈夫だ」

ダンボールや他の荷物の運搬で腰がとても痛いと言っていたのに、
わがままを言ってしまいました。
でもこのままほっといて、車についた汚れが落ちなくなってからじゃ遅いと思ったのです。
御主人様がとっても大切にしてくれているからこそ、早いほうがいいと判断しました。

というのも、この次の日から私は県外に3泊4日で出張。
そうなると、洗車に行けるかもしれない日がもっと先になってしまいます。
洗車の優先順位は高いものと判断し、思い切ってお願いしたのです。

自分1人で機械でする洗車機にもって行くこともできますが、
御主人様が傷がなるべくつかないようにわざわざ手洗いでしてくれているので、
「2人の車」に関しては、御主人様に任せるのが1番です。



仕事中、御主人様からLINEが入っていました。

引っ越して初めて逢った日


洗車の後、一緒に夜ご飯を食べようと言ってくれました。
仕事が終わってから、頼まれたものを取りに一旦家に戻り、
御主人様の職場方面に向かいます。

行き方として3通りくらいあるような気がします。
今日はナビ通りの道を進んでみました。

18:15出発。
ナビでは18キロで到着予想が19:05。
でも混む時間なので、この前確認した待ち合わせ場所に着いたのは19:15。
ちょうど1時間ってところでした。
他の道も今度から試してみよう^^

御主人様の仕事が終わるまで、本を読んで待っていました。
20:00に御主人様より電話。

「終わったぞー!」

「思っていたより早く終わってよかったです^^」

↑御主人様が引っ越した日は22時に終わったそうです・・・・。

「俺の車が見えるか?」
「いま信号でとまってるだろ」
「後ろをついて来い」

「分かりましたー」

御主人様の車の後ろからひっついていって、洗車場へ。
すごく疲れて、体が痛い中、またいつものように脚立に乗って屋根の上まで
綺麗に綺麗に洗ってくれました。

手洗いをして全部をタオルで綺麗に拭き取り、タイヤワックスをかけ終わるまで、
1時間弱ほどかかり、洗車がすべて終わったのは21時過ぎ。

「疲れたー」という声が聞こえてくるたびに、私は罪悪感でいっぱいに。
引越しの次の日で、仕事が終わったばっかりなんだから、疲れていて当然です。
まだまだ家の中だって片付いてないから早く帰りたいだろうし。

洗車場近くのお店で夜ご飯。
なんとなくイライラしているっぽい御主人様を見るのがつらい。
心臓が嫌な感じでドキドキする。

やっぱり迷惑だったかな・・・・・。
どうするのが1番良かったんだろうか。
迷惑かけてる。
どんどん落ち込んでしまいました。

「せっかくの夜ご飯なのにビールも飲めないし」
「遅く帰ると家でビールを飲む時間もなくなるからな」
「お前はゆっくり気をつけて帰れよ」
「俺は急いで帰る」


夜ご飯を一緒に食べるのも迷惑だったのかな?
家に帰ってゆっくりビールを飲みたかったのかな?

落ち込んでる私に

「ムゥムゥすんな!」って言う御主人様。

「だって・・・・なんかイライラしてるから・・・・」

「イライラはしてないよ」
「ただ疲れるだけだ」

私は「早く」食べて御主人様に「早く」帰ってもらわないといけないと思って、
会話もほとんどせずに食べ、せっかくの食事なのになんとなく楽しめない。
すごくすごく逢いたかったはずなのに、実際は逢うことが迷惑になってる。
本当はそうじゃないのは分かってるけど、でもちょっとつらい。



食事を終え、駐車場で爪きり。
びっくりするくらい爪が伸びていました。

「あんまり伸びてるから自分で切ろうかと思ったけどな」

ここでも「早く早く」と思って、今までで1番短い時間で爪切りをしました。

私が「御主人様のお世話が大好き」だから、
私にさせてやりたいと思って自分で切るのを我慢してくれていました。
その想いが私を幸せにしてくれます。
私の心の支えになってくれます。
でもこの日は少し心がモヤモヤする爪切りでした。
早く帰りたい中、待たせてしまうくらいなら、自分で切ってもらった方がいい。

駐車場で抱き合ってキスをしてお別れ。

「お前は出て左な」
「俺は右だから」

ここが分かれ道。
今までとは違うことです。
御主人様が住んでいる場所はここから右。
私が住んでいる場所はここから左。

早く逢いたい逢いたいとばかり思っていたから、
この瞬間がこんなにつらいとは全く想像していませんでした。
帰り道の方向が違うっていうこの事実が、どれほど胸に突き刺さることなのか。


「出張気をつけて行けよ」
「帰り着いたらLINEしろ」
「また明日の朝電話するから」

「おやすみなさい」

「そのクーラーボックスはなんだ?」

「・・・・・・気にしないでください」


21:40に御主人様が先に駐車場を出ます。
私は帰り道をナビにセットしてから出ます。

実はクーラーボックスの中には、スイカが入っていました。
とても美味しいスイカだったので、御主人様にも食べてもらいたい。
4日間出張で不在にするので、一緒に食べるならこの日しかないと思って。
一口大に切って、タネを取り、タッパーに入れ、氷をたくさん入れてもってきたのです。

早く帰りたそうにしている御主人様に、
「スイカ持ってきたから一緒に食べましょう」とは言えませんでした。
最後の最後まで喉まで出かかっていましたが、結局言いませんでした。

出て左に行こうとしていると、御主人様より着信。

「左じゃなくて右に来い」
「俺が少し先でとまってるから」

御主人様が行った道からでも私は左に出ることができるようで、
少しでも長く一緒に居れる道を教えてくれました。
一緒に居れると言っても、信号機1個分だし、別々の車です。
でも、その気持ちが嬉しい。

その電話で、スイカのことを話しました。
今ならもう帰る途中だから言っても大丈夫。

「実はクーラーボックスにはスイカが入っていたんです」
「一緒に食べようと思って」

「なんでさっき言わないんだよ!」

「だってスイカ食べてたら、帰りがもっと遅くなっちゃうから」

「そこのコンビニにとめろ」
「一緒に食うぞ!」
「あと5分・10分遅くなっても変わらないから」


お店を出てすぐあるコンビニの駐車場をちょっとお借りして、
御主人様が私の車の方に。
助手席に座って、一緒にスイカを食べてくれました。

「冷たいな」
「美味しい」

御主人様にあ~~んってして、交互に食べました。
私の気持ちをこんなにも理解してくれる御主人様。
私はなにか張り詰めていたものがプツンと切れて、
わんわんと声を出して泣いてしまいました。
自分でも理由が分からない涙。

「また泣いてる(笑)」
「別にイライラしてたわけじゃないからな」
「2人の車は俺の車でもあるんだから気にするな」
「スーツにもその時計似合ってるな(笑)」
「ほらチューするぞ」
「チューがスイカ味だな(笑)」


コンビニを出て最初の信号機は赤。
右車線に御主人様、左車線に私。
2台の車が隣同士に並びます。
私は運転席側の窓をあけて、「おやすみなさい」を言います。

「また洗車してすぐに窓あけちゃいました(笑)」

「ほんとだよ(笑)」

「帰ってから濡れちゃった窓、拭いときます(笑)」

「車ピカピカだな(笑)」

「はい^^」

「その車で旅行に行くんだから、旅行前に洗車できて良かったな」
「頑張って走ってもらわないといけないからな」
「運転は俺に任せろ」


御主人様は右に曲がっていき、私は左に。
21:50にお別れ。
私が帰り着いたのは22:40。


御主人様と途中でバイバイするのに慣れないとなぁ・・・・。


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Re: No title

鍵コメWさんへ

こんにちは^^

> とうとう御主人様がお引っ越しされたのですね…

はいーーー。引っ越しちゃいました。


> 離れているからこそ、御主人様の愛を沢山感じれて嬉しい反面…
> 寂しさは倍になるのかなとも思っています…


物理的にすぐには逢えなくなったので、寂しいです。
でも。
気持ちは繋がっており、いつも隣に居てくれているのは感じています。
私たち2人なら大丈夫^^

> 生涯奴隷さま頑張ってo(`^´*)

ありがとうございます!!!!!
頑張りまーす^^

切ない

おはようございます。お久しぶりにブログ覗かせてもらったら、ご主人様がお引っ越しされた記事を読んで、びっくりしたのと、切ない気持ちになりました。

人生色々ありますね。でもご主人様と一緒になるまでの試練ですね。ご主人様と一緒になれる日を信じて、これからも仲良くお幸せに(*^^*)

Re: 切ない

にゃんたんさんへ

こんにちは^^

> お久しぶりにブログ覗かせてもらったら、ご主人様がお引っ越しされた記事を読んで、びっくりしたのと、切ない気持ちになりました。

実はそうなんですよ。。。
まだまだこの寂しさに慣れてません。
ひたすら慣れるのを待つしかないかなぁと。

> 人生色々ありますね。でもご主人様と一緒になるまでの試練ですね。ご主人様と一緒になれる日を信じて、これからも仲良くお幸せに(*^^*)

ありがとうございます^^
それしか心の支えがないので、頑張ります^^
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御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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