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「約束は守るためにする」

ある土曜日、御主人様が「夜ご飯一緒に食べれるぞ!」と。
「焼き鳥」が食べたいって言っていました。

その日御主人様は仕事の日だったので、仕事が終わってから
一旦車を家に置きに帰るということでした。
私は18時までバイト。

時間的にも御主人様の家近くで呑むのが1番良さそうだったので、
私はバイトが終わり次第、そのまま1時間かけて御主人様の自宅付近へ
向かい、持参した打ち合わせ済みの洋服に着替えました。

19時くらいに御主人様の仕事が終わり、19時半くらいに合流できました。
待っている30分間で、御主人様の自宅周辺の「焼き鳥屋」を検索します。
いくつか御主人様好みっぽいお店のURLを送っておきました。

すでにビールを飲んでいる御主人様の代わりに私の運転で出発。
走りながらどこのお店にするのか話しました。
ある1軒の名前を挙げる御主人様。
確かに御主人様が好きそうな雰囲気でした。

「場所どのあたりか分かりますか?」

「だいたい分かる」

御主人様のナビでそのお店がある方向へ進みます。

少し前から風邪気味だった御主人様。

私もなんとなくうつったような?
この土曜日の2日前には微熱があって、だるーい感じでした。
前日にはだるさは取れましたが、喉が痛くて。
他の症状は何もないけど、喉だけがイガイガ。
この土曜日も喉の痛さだけが続いていました。

運転しながら御主人様に「喉痛い」と伝えると、喉の薬をくれました。

(私はアレルギー等持っていない人です)

「俺の風邪がうつったか?」
「とりあえずそれ飲んでみろ」
「もし効きそうなら、帰りにまたやるから」

信号待ちで薬をもらって飲みました。
目的地近くまで到着したようで
「この辺りだと思うんだけどな」という御主人様。

でも、御主人様もその店には行ったことないし、
正確な場所も知りません。
ちょうど信号待ちだったので、携帯電話のナビで検索すると、
今の信号から左に曲がった先に出ていました。

「こっちみたいですよ」と左に曲がります。

しかし、信号待ちで止まっていたせいで、ナビがまだ反映しきれていなくって、
実際は左ではありませんでした。

曲がった先は渋滞する道。
そんな渋滞する道に曲がった私に不機嫌になる御主人様。
そんな態度の御主人様に私も不機嫌になります。

「文句言うんだったら、助手席の人がナビしてくれませんかね!」

御主人様がだいたいの場所が分かると言ったので、カーナビをセットしなかったわけだし、
私は運転中で携帯が見れないのだから、ナビくらいしてくれてもいいじゃない。
途中までナビして分からなくなったら放棄しないで、するなら目的地最後までしてよ。
どの道が混むとか、初めて通る道で私が分かるわけないでしょ。

御主人様はナビを見ないことが多いです。
最初にナビでおおよその場所を確認すると、「だいたい分かった」と言って、
ナビを消してしまうことが今までも何回もありました。
観光地などでは、看板も出ているので無事に着きますし、
1度行ったことがある場所なら景色で思い出すみたいですが、
今回のように初めて行く場所の場合、近くに来てからウロウロすることがよくあります。
それを見るたびに、なんであてもなくウロウロするの?と不思議でなりません。
携帯のナビで調べたらすぐに分かることなのに。

せっかく今から楽しくご飯って思っていたのに、イヤな空気が漂います。
私が無理やり押し付けた携帯のナビで道案内をしてくれる御主人様。

無事にたどりつきました。
初めて来る焼き鳥屋さん。
何よりも「一緒に過ごす時間」をとっても楽しみにしていたので、
気分を入れ替えて楽しいモードに切り替えました。

その焼き鳥屋さんは、老夫婦が2人で切り盛りしていました。
お店はこじんまりとしていて、決してこぎれいという雰囲気ではありません。
チェーン店などで実施している清掃マニュアルからしてみると、
全部バツがつくかもしれません(笑)

御主人様は「俺好みだ」と喜んでいました。
私は「熱を通すのでまぁいいです」っていう感じ(笑)

しかし、焼き鳥の美味しいこと!
1つ1つが大きくて、でも値段は高くなくて、そして焼具合がちょうどいい!
今まで食べた焼き鳥の中でも、かなりの上位に入る美味しさでした!
居酒屋ではなく焼き鳥屋なので、メニューはほぼ焼き鳥のみ(笑)

新しい焼き鳥屋1

老夫婦の働きぶりを見ていると、2人の役割分担がはっきりしていて、
黙々とそれぞれの仕事をこなしていました。
それでいて、会話するときは仲が良いのが見て分かりました。
すごく素敵な夫婦だなって思いました。

私は焼き鳥5,6本食べただけでお腹がいっぱいに・・・・。
焼き鳥だけでお腹がいっぱいになったのは人生で初めて(笑)
このお店は大当たりでした!
御主人様の家から近い御主人様好みのお店を発見^^



焼き鳥を食べながら、突然こんな話をする御主人様。

「お前は待ってる方」
「俺は待たせている方」
「お前が言いたいことも分かる」
「けど立場が違えば見方も変わる」
約束はな、守るためにするんだから

「それを聞けただけで満足です^^」

「俺のこと、どれくらい愛してるんだよ!」
「何%か言ってみろ」

「うーーーん・・・120%!」

「120%? 少ないな!」
「1200%じゃないのか!」

「えぇ?少ないですか?」
「じゃあ御主人様は何%私のこと好きなんですか?」

「言わない」
「言えばお前が調子に乗るから」

聞きたい(笑)
結局教えてもらえませんでした(笑)



御主人様が本当に約束の日までに離婚できるかは分かりません。
でも、そのことに向けて、御主人様が具体的に何かを考え、
実行しようとしているという事実が私には重要。
それが分かれば、私はあんまり不安ではないのです。

私が1番恐れていたのは、信じてずっと待っていて、いざ蓋を開けてみたら、50歳になっても
「まだ奥さんに離婚の話すらしていなかった」ということが判明することでした。

御主人様がそういうことをするとは思いませんが、そういうズルイ男性がたくさんいることも事実。
愛人にも家族にも良い顔をして、結局本当は離婚するつもりなんてない人。
でも愛人も失いたくないからずっと「いつか離婚するから」とウソをつく人。
そんな良いとこ取りをするズルイ人がこの世にはたくさんいます。

御主人様がそんなズルイ人でないことは私が1番分かっています。
でも「約束の日が過ぎてもずっと待っとけ」と、
もう約束の日までにはどうにもならないことが決まっていて、
約束なんて守らなくてもいいかのような発言をしたことがあったから。
いつでもいいなら、そもそも約束の意味がありません。
それなら、最初から約束なんてしなければ良かったのです。

それに2年間見ていて、集合時間にルーズなのも気になっていました。

そんなことが重なり、私は日に日に不安になっていきました。
だから、本当に約束通りに守るつもりがあるのかどうか、本音を確認したかったのです。

お互いにセフレでいいならそれはそれで1つの形です。
でも、ウソはダメ。
片方に離婚するつもりがないなら、割り切った関係ができる相手を探さないと。

でも私たちはスタートから違ったから。
お互いに離婚して一緒になるという約束のもと、私は離婚して引っ越してきた。
単なるSMのパートナーなら、わざわざ近くに住むために引越しなんてしない。
元々近くに住んでいる人を探す。
結婚がしたいなら、元々未婚の人を探す。

そうじゃなくって、「御主人様じゃないとダメだから
そして御主人様も同じ気持ち。
お互いにこの人じゃないとダメって分かってる。
これは運命なんだ。

出逢ったときは2人ともが既婚者だった。
すぐに結婚はできないのだから、1つ1つ問題をクリアしていくしかない。
2人が同じ方向を見て、同じ夢を見て、そのために具体的に行動できれば、
きっとその道は開ける。

ただ目の前にある高い壁を眺めて「無理」って言ってるだけの人には、
一生その壁は越えられない。
どうしたらいいのか考えて、行動しなければ、何も変わらない。
この壁を越えるためにはどうすればいい?
それを考えて初めて、新たな道が拓ける。

そんな道なら、私は隣を一緒に歩きます。
2人で励ましあったら、どんな道だってつらくないはず。
「どこに行くか」じゃなくって「誰と行くか」でしょ?
私は、御主人様と一緒に歩く道なら、どんな道だって耐えられる。

今まではその道が示されていなかった。
でも、もう私には道が見えている。
そこは、けっして平坦ではないのも分かってる。
けど、もう心の準備・そして覚悟はできている。
ゴールがどこにあるかも全く見えてない。
でも、隣を一緒に歩く人の姿がはっきり見えている。



焼き鳥屋を出て、本屋さんへ。
夜遊びが続きます^^

「喉はどうだ?」
「薬は効いたか?」

「さっきより良くなってます^^」
「薬のおかげですね!」

「なら明日の分を渡しておくから飲めよ」

そんな話を道中しながら、本屋さんに到着。
本が好きな御主人様。
私も本は読みますが、好みのジャンルはバラバラ。
私はいつも御主人様が見ている隣でくっついています。

「愛情増やしとけ」

「愛情ですか?」
「増えたり減ったりします(笑)」

「減るってどういうことだよ!」

「ムゥムゥしたとき減ります(笑)」

「こんだけ愛してるのに減るとは!」

私は本屋で大笑いしてしまいました(笑)


以前、御主人様が見たいと言っていた本が売り場にはなかったので、
取り寄せができるか聞いてみましょうか?という話になりました。

「頼む」

御主人様の「頼む」は「お前に任せたから後はよろしく」という意味。
私は任されるのが大好き。

いつも絶対隣にいる御主人様から離れ、1人でレジへ。
土曜日の夜で出版社と連絡がつかないので、平日に改めて連絡が来ることに。
用事を終わらせて、御主人様の元へ戻ります。
詳細を報告し、「あとは任せた」とのこと。
任されました!!!

その後、CDを見る御主人様。
最初は購入しようと思っていたみたいでしたが、私が自宅でダビングできると気づき、
レンタルすることにしたみたいです。

御主人様が買おうと思って握っていたCDを渡されます。
元の場所に戻して、レンタルコーナーから同じものを取ってきます。
これも私のお仕事(笑)
どんな小さなことだって、役立つことが楽しい^^

レンタルCDだけは私が持って帰りました。
1週間以内に御主人様に逢える予定があるので、そのときに渡します。
(営利目的ではなく、個人で楽しむためのダビングは許容されています)

もう23時近くです。
御主人様を自宅付近まで送り届けます。
「ムーちゃん」って言いながら私の肩でスヤスヤ寝てました(笑)
ほんっとに可愛いんだから^^

~翌日~
新しい焼き鳥屋2
新しい焼き鳥屋3


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非公開コメント

焼き鳥屋さんの老夫婦に
負けないくらいの役割り分担ですね(笑)

生涯さん……ムゥムゥした時、減っても
ニコニコで倍増するから、実質……
増えてますよね?(笑)

Re: タイトルなし

マリーさんへ

こんばんは^^
いつもいつもコメントありがとうございます^^

> 生涯さん……ムゥムゥした時、減っても
> ニコニコで倍増するから、実質……
> 増えてますよね?(笑)

あはは(笑)
減ると言っても、ちゃんと増える方が大きいです^^
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御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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