2ntブログ

隠されていた事実と愛情

昨日御主人様が泊まってくれました。
たまたま私が住んでいる場所の近くに御主人様の同僚が住んでいて、
その人に帰りは送ってもらうということになりました。
その同僚は私の存在を理解していて、会ったこともあります。

最初は御主人様を私が迎えに行くことになっていました。
だから車を置きに1度自宅に帰るのだろうと思っていました。
しかし職場から乗せてもらうということは、車は職場に置きっぱなしです。

私はもしかしてわざとかな?と思いました。
職場に車を置いていたら、私が翌日送り届ける先は
御主人様の自宅でもなく、奥さんの職場近くでもなく、
必然的に御主人様の職場になるから。

それなら私はどっちを選べばいいんだろう?って悩まずにすむから。
でも、真相は違ったのでした。



私が御主人様に「奥さんの職場近くに送るのはイヤだ」という
返事をした夜、御主人様の返答もぶっきらぼうで不機嫌そうでした。

そしていつも7時前に鳴る通勤中の電話もならず。
通勤中に電話がないことなんてありません。

・・・・・・・・怒ってる。

私は私で夜中から体調が悪くなって、喉が非常に痛くて咳が出だし、
あまりの痛みのため声を発するのも唾を飲み込むのもしたくなかったので、
ちょうど電話なくて良かったもんね!なんて思っていました。

この症状は1週間ほど前から御主人様がひいている風邪と似ていました。
たぶん御主人様の風邪がうつったんだと思います。
精神的ダメージが大きくて、一時的に免疫力がさがり、
今までうつらずに耐えていたものが急に悪化した感じでした。

御主人様にLINEだけしておきました。

「喉が痛くて咳が出るので、今日はゆっくり寝てます」
「朝1番で病院に行ってきます」


すると仕事中の御主人様からLINEが。

「おはよう。大丈夫か?」
「今日の泊まりは無理っぽいか?」と。

御主人様からのLINEにはまだかえるちゃん絵文字はありません。
それに朝に電話がなかったことも気になっていたので、
今の体調をもう少し詳細に書き、病院に行って薬を飲んでから様子を見たいと返事をしました。

たぶん御主人様からもらった風邪でしょうが、せっかく治りかけている人に
またうつしたら大変というのがひとつ。
そしてなんか気まずくていつものように楽しく過ごせそうにないというのがひとつ。

病院が8時半からだったので、8時少し前に病院に向かおうと思っていました。
すると御主人様より電話が。

「今からお前の家の近くまで行く」と。

たまに私の家の近くまで来れるときで、たまたま1人で、少し時間があるときは、
コンビニなどで待ち合わせしてコーヒー1杯デートします。

この日も逢えるということだったので、病院を後回しにして待ち合わせ場所へ。
まだLINEにはかえるちゃん絵文字は復活してなかったけれど、
電話の声はいつもと同じ感じです。

もう怒ってない?



御主人様と逢ったら不思議とわだかまりが消えさります。
顔を見たらほっとしました。

御主人様は怒っていませんでした。
そう怒ってるんじゃなくて、たぶんですが、ものすごくたぶんですが、
「私をムゥムゥさせたことを気にしていた」という印象を受けました。

本音は分かりません。
でも御主人様だって仮に悪気がなかったとしても、
そのことに気付かず、私を傷つけたということに傷ついただろうなって。

だから私もムゥムゥして奥さんの職場近くまで送るのはイヤだって言って、
ごめんなさいって、本当は送ってあげたいのにって素直に思いました。

それはお互い口に出してこそ言いませんでしたが、
でも目の前で逢って手を繋いでなでなでしてもらったら、
そんな心の会話ができたような気がしました。



御主人様と逢ってすっかり元気が出た私はその足で病院へ。
喉がすっごく腫れているとのこと。
喉の痛みを取るものや咳止めなどの薬を出してもらいました。

もともと熱が出たり体がだるいわけではなかったので、
自宅に戻って軽くご飯を食べ、薬を飲んでもうひと眠り。

お昼くらいには喉の痛みがだいぶ取れていました。
咳はまだまだ出るものの、かなり楽になりました。

御主人様にもその旨を連絡し、今日のお泊りについて相談しました。
何が食べたいかリクエストを聞いて、買い物へ。

そして夜、御主人様が同僚に送ってもらって帰り着いてから、
仲良く楽しくご飯を食べました。
とっても美味しかったと言ってもらえました^^

アイスも食べてるスプーンであ~んしてもらいました^^
おんなじ症状の2人、これではいつまでも治りません(笑)

私はきちんと言葉にして、御主人様にごめんなさいしました。
本当は送ってあげたい気持ちはあるけれど、やっぱり精神的にきついと。
御主人様も私がいいたいことは理解してくれて、
自宅まで送ってくれたら、それでいいと。
もし待てるなら30分ほど準備をするからその後に最寄駅まで送ってくれと。

「車、職場に置きっぱなしですよね?」
「送る場所、職場じゃなくていいんですか?」

「いま、車ないんだよ」

「?」

「俺が前に乗ってた(嫁にやった)車が壊れた」
「だからいま(嫁が)乗って行ってる」

「今朝は通勤どうしたんです?」

「仕方ないから(嫁に)送ってもらったよ」

「そうだったんですね・・・・」
「だから今朝は電話がなかったわけですか」
「おかしいと思ってました」

「LINEじゃなくて、ちゃんと逢ってから言おうと思ってさ」
「明日は(嫁に会うためじゃなくて)自分の車を取りにいくだけだよ」

車を取りに行くということは鍵を受け取らないといけないので、
結果的には会うのでしょうが、でも「会う」のが目的じゃなかった。

御主人様は私がイヤがるので「嫁」という単語を使わずに会話をしてくれます。
私はその気持ちがいつもありがたいと感謝しています。
例えば普段の電話中にキャッチが入った時「電話だ」と言って一度切り、
終わればすぐにかけ直してくれます。
その際会社の人からだと「〇〇さんからだった」と後から内容まで(笑)教えてくれます。
でもその電話が奥さんからだったときはそれについて何にも言わないのです。
結果奥さんからだったんだなって分かるのですが、
いつもすごく短く切ってすぐにかけ直してくれるので、私はムゥムゥしないでいられます。

本当ならなんでも話してくれる御主人様です。
前乗っていた車が壊れたこととか絶対に話してくれるはずなのです。
でもそれを言うと、どうやっても「嫁」という単語を使わずに会話ができません。
車を奥さんに貸してることとかも、わざと黙ってくれていたんだと思いました。

そっか・・・・・・。
御主人様なりの優しさが隠されていたんだ。
そっかそっか・・・・。

もし・・・・・御主人様がその話をLINEで先にしていて

「こういうわけで貸してる車を取りに行きたいから、
お前がイヤなのは分かってるけど〇〇まで乗せていって欲しい」

もしそう言われていたら。
私はきっとあんな風にムゥムゥせずに心から「いいですよ!」って言えた気がしました。

でも、御主人様はきっとわざと言わなかった。
それは私を想ってのことだと感じました。

・・・・そういうことだったんだ。

事情を知らない私は「奥さんの職場近くまで送ってくれなんて、なんて無神経な!」と
そう思って悲しくなったのだけれど、私の知らなかったところに隠されていた事実がありました。
そしてそれは優しさからくるものだったんだと感じました。



いつもは裸でくっついて寝ますが、この日は風邪だったので、
パジャマを着てくっついて寝ました。

やっぱり咳は出て、寝苦しい夜でしたが、
今日は御主人様が隣にいます。

私のおでこに自分のおでこをくっつけて熱をはかり、
大丈夫そうと髪をなでなでしてくれました。

夜中何回もそうやって様子をみてくれていたのを
ぼんやりと覚えています。

私は奴隷だけど、誰よりも大切に愛されている。
今回ムゥムゥしたことは、また2人の絆を深くしてくれたと、
送り届けた駅の改札口でバイバイしながら、そう思いました。

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プロフィール

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Author:生涯奴隷
御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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