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引越し前夜と腕時計と涙

御主人様、引越し前日

荷造りで1日忙しくしていたことと思います。
私も御主人様の傍に引っ越してくるとき、
たった1人分の荷物でも相当な量の荷物がありました。
御主人様の場合、1人ではありませんので、もっと大変なはず。

それでも、そんな忙しい日にちゃんとLINEをくれます。

朝には「おはよう」って。

そして昼前に
「夕方時間があれば、駅ビルに行くぞ」
「一緒に来るか?」
「飲みに行くぞ!」って。


引越し前夜なのに、私に声をかけてくれました。
もう明日には引っ越してしまう・・・・と凹んでいた私は、
とっても嬉しくて。


「何を着て行きましょうか^^」

「俺がサンダルで行くからお揃いのサンダルで来いよ」
「あとは前選んでやったカーキのスカートと、ネイビーのトップスだな」

「はーーーい^^」
「楽しみです!」



18時過ぎ、御主人様の家近くまで迎えに行きます。
駅ビルまでドライブ。
私は引っ越し前夜にデートできるなんて、
夢にも思っていませんでした。
それなのに、御主人様が隣にいる。
引越しの準備ですごく疲れているけど、時間を作ってくれた。
だからこそ、この時間を大切に、そして楽しく過ごしたい。
そう思って、今日は泣かない!って決めて行きました。

駅ビル近くのコインパーキングにとめて、駅まで歩きます。
いつも通り、手を繋いで^^
19時少し前に駅ビル到着。

前から駅ビルの中で、電球が買いたいと言っていました。
海外の照明用らしく、どこでもは売ってないみたいです。
でも、それは口実で、私との時間を作るためということは、
すぐに分かりました。


先に電球を買いに行くか、それとも先に飲みに行くか。
とても悩んでいました(笑)
電球が売ってるお店が21時まであいてるみたいなので、
先に飲みに行きました。

楽しい食事でした^^

「お揃いの短パン買うか?」
「お前、短パン履かないけどな(笑)」

「買います!!」
「お揃いなら欲しい!」
「現物見てないけど(笑)」


「あの女性さ、40代だよな」
「腕を見たら分かる」

「私の腕は?」
「ちゃんと30代?(笑)」

「お前は30代だな(笑)」

こんなふざけた会話をしてると思いきや突然

「明日引っ越すけど、お別れじゃないからな!」

「分かってます^^」
「できる限り逢いに行きますからね」
「そうそう!」
「引っ越す前に確認したいことがあったんですよ」

「なんだ?」

「私が逢いに行く時の待ち合わせの場所」

「○○でいいんじゃない?」

「はい^^」

良かった。
これは確認しておきたかった。
御主人様が引っ越す日は当然逢えないけど、
次の日からは仕事って言ってたし、私も夜はバイトがない!

夕方どれくらいの時間がかかるのか、どの道がいいのか色々試す必要が
あると思いますが、まずは引っ越した次の日に逢いに行こうと思っています。

御主人様の仕事が終わる時間は日によってバラバラ。
18時過ぎもあれば21時過ぎもあります。
平日に18時過ぎはあまりないので、18:30~19:00くらいに
待ち合わせ場所に着くような感じがいいかもしれません。
御主人様が「私を待たせて悪い」と思わないかが心配ですが、
私の家から待ち合わせ場所までおそらく1時間弱かかると思うので、
終わりそうという連絡があってから出ても到底間に合いません。
仕事中は御主人様の好きなタイミングでメールや電話ができないので、
私が先に行って待ってる形がベスト。

私のバイトは御主人様の仕事が終わって、1時間ほどかけて
私の家まで戻ってくる時間を考えて終わる時間を決めています。
今度は私が移動する方なので、その1時間を考慮すると、
今までバイト終わりでも逢えた日もありましたが、今後は難しいと思います。
(もし私の移動中に仕事が終わったら、御主人様を待たせることになってしまうので)

木曜日はほとんど逢えない日なので8月からバイトを入れてしまいました。
ちょっとそれがショック・・・・・。
あと1ヶ月早く分かっていたら、もっと平日に逢えたのになぁ・・・・・。

でも、今のバイトを途中で放り投げるわけにはいかないので、
3月までは平日中々逢いに行けないけど、行ける限りは行きます!

来年4月からは平日のバイトを減らす予定だから、もう少し逢えると思います。
ほんとは平日全部あけたいけど、中途半端になってしまうものがあり、
それはバイトとは言え失礼なので最後までやり遂げたいと思っています。
土曜日も18時までじゃなくて17時までに変えよう。
土曜日はバイトをなくしてもいいかな。

そもそもバイトを始めたのは逢えない時間を有意義に過ごすため。
今度は逢える時間を作る方が優先です。
御主人様が私の住んでいる地域まで仕事で来ることもあるので、
土曜日1日家にいたら、いつ呼び出しがかかっても、手を振りに行けます。
毎週土曜日に来るわけじゃないし、御主人様が来るとも限りませんが、
万が一のために、その手をふる一瞬のためだけでも1日空けときたい。
お金のためにバイトを始めたわけではないので、逢える時間の方が大事。
来年度の土曜日については、御主人様と相談して決めることにしました。



立ち飲み屋では、泣かずに済みました。
いい感じだ!私!
最後まで泣かずに、笑顔で「おやすみなさい^^」するんだから!


電球を買いにお店へ。
でも、希望のものはなくて。
急ぎじゃないから大丈夫とは言ってましたが。
あったら良かったのになぁ。

「電球はなくても大丈夫」
「お前と今夜逢うための理由だから」

「はい^^」


他のテナントもブラブラ。
20時半くらいまでウロウロ。
とっても楽しい^^

駅ビルのコンビニで帰りの車用のビールとお菓子を購入。
甘いものが無性に食べたかったらしく、みたらし団子^^
美味しそう!


車に戻る道中、おみやげ屋コーナーを通り抜けると、

「そうだった!」
「お菓子を買わないといけないんだった」

引っ越し先のご近所に配るお菓子のようです。
一緒にどれがよさそうか選びます^^
引っ越してきても挨拶すらしない人だってたくさんいます。
こういうことがきちんとできる御主人様が好き。

お菓子も無事に購入でき、車のところへ。
すると、またもや別のお店の前で立ち止まる御主人様。
見ていたのはレデイース用の腕時計。

「お前、時計しないもんな」

「しませんね」

「なんでしないんだ?」

「左手が重くなるから(笑)」
「あと、手を洗う時、外すのがめんどいから(笑)」
「でも、御主人様が選んでくれたら付けますよ(笑)」

そう言うと、御主人様はお店へ後戻り。
何を私にプレゼントしようか、すでに決めていた様子。

迷うことなく「これを見せてください」と。

店員さんがケースを開け、私の左手に付けてくれました。
軽いし、防水だし、いま流行っているそうです。
付け心地、とっても良かったです^^

「似合ってる」と御主人様も言ってくれました。
そしてプレゼントしてくれました。

御主人様は「お前には世話になったからお礼」と言っていましたが、
私には別の意味に聞こえました。

引っ越してしまうけど、いつも一緒だからな

私が言う前に「付けて帰ります」って言ってくれました。
私の気持ち、言わなくても分かってくれる。

私には、右手のお守りに加えて、左手にもお守りができました。
両手で御主人様を感じることができます。

左手のお守り右手のお守り


せっかく涙をこらえていたのに、時計を買ってもらったあと駐車場までの道、
わんわんと声を出して泣いてしまいました。
たくさん人がいるのに、恥ずかしい(笑)

「俺が泣かせてるみたいだろ(笑)」

「時計ありがとうございました」
「すっごく嬉しいです」
「毎日大切に使います^^」

左手の時計を見せて、付けてるの分かってる御主人様に
「見て見て時計^^」って言って、泣きながら笑いました。



駐車場に着いて、とうとう帰り道。
助手席から御主人様がみたらし団子をあ~んってしてくれます^^
美味しい^^

「腕時計、御主人様がつけてください」

店員さんにつけてもらった腕時計を一旦外し、御主人様に付けてもらいました^^

私たちが住んでいるところへと近づいてきました。
御主人様は電車で行ったことになっているので、帰りの時刻表を調べると、

「まだ帰らないぞ」
「この間釣りした川までドライブしよう」

この時点で21時過ぎ。
あの川まで往復するだけで30分くらいかかります。
それでも。
御主人様が最後の最後に作ってくれた時間です。


「今日でここともお別れか・・・・・」
「この道を通って、お前とたくさんの場所に行ったな」

「ほんとですね」
「○○も□□も△△もここの道を通って行きましたね^^」
「道を通るたびに、ここでご飯食べたとか、いつも思い出してます^^」

「お前は俺がここに住んでるから引っ越してきたのにな・・・・」
「ごめんな・・・・」
「でもお別れじゃないからな!」
お前とは絶対運命だから
「ちょっと遠くなるけどな」
お前のこと・・・・ぜったい・・・・・他の誰にもふれさせないから
愛してる


涙がとまらなくて。
感極まって声も出ません。
うなずくだけで精一杯。
視界が涙でぼやけます。

わたしも・・・・・愛してます

やっとこの一言だけ言えました。


川近くの公園駐車場に車をとめて、最後の時間を過ごしました。
泣きながらたくさんキスをしました。

私の左手を自分の顔にもっていく御主人様。
私の左手には御主人様の涙が。

御主人様も・・・・・・。
ありがとうございます。
私たちは一心同体。
いつも同じ気持ちです。
語らずとも理解し合える。

車の中では、中島みゆきさんの「糸」そして尾崎豊さんの「I LOVE YOU」が流れていました。
22時を過ぎ、御主人様を自宅前まで送っていきました。
御主人様の自宅まで行くのもこれが最後。
今まで前を通るたびにチクチクしていた心。
今度から空室になってる部屋を見たら、また違うチクチクを感じるんだろうな。
御主人様が居ても居なくても、あの部屋を見るのはつらい。

最後車を降りる時、私の頭をいつもようにナデナデしてくれました。
もう明日は引越し当日。

逢えないのは分かってるけど「また明日な」っていう御主人様。

逢えないのは分かってるけど「また明日^^」っていう私。


私の運命の人。
大好きで大好きで言葉では表現しきれない人。
心から信頼して私の全てを預けられる人。

愛しています。


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プロフィール

生涯奴隷

Author:生涯奴隷
御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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