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油断していた祝日デートと綺麗な景色

2月11日(土)は建国記念日で祝日。
祝日のため私の土曜日バイトもお休み。
御主人様の仕事もお休み。

土日2日間も休みだと私の心が潰れてしまう・・・・。
土日の丸々2日間と、金曜日の仕事終わりから月曜日の出勤までを
全部足すと、60時間ほどになります。
私はその60時間、誰とも会話をしないのです。


電話ができない日曜日や祝日は凄く寂しい。
でも・・・・・私は自分から「寂しい」は言わない。
だって御主人様に迷惑かけたくないから。
寂しいってワガママ言ったところで、御主人様には家庭がある。
いつでも電話できないし逢えない。
それが今の私たちの関係。

だから私は必死に我慢する。
御主人様も寂しがってくれているのが分かるから大丈夫。
大丈夫じゃないけど、頑張れる。
私は1人じゃない。



この日は凄く寒くて雪が降っていました。
仕事が休みの日でも、毎朝「おはよう」LINEはしています。
いつもは御主人様から来るまで待っているけれど、
雪が降ってて興奮して私から送ってしまったのでした(笑)
私から送るのは年に数回程度。

思いがけない1

そして祝日や日曜日、御主人様が家族と一緒にいる時間、
私から緊急な用事がない限りLINEを送ることはありません。
御主人様が送ってくれたらそれに返事するだけにしています。
迷惑になるのが私は一番イヤだから。

この日、いつものおはようLINE以外、御主人様から何もなく、
私も緊急の用事なんて何もなく、特にすることのない私はぼーーっとしていました。

仕事も緊急なものはなかったし、小説を読んだりパソコンしたり。
それも何時間もはしてられない。

土日2日間も休みだと、こんなに1日って長いんだ・・・・・。
することないなぁ。
暇.・・・・・・。
朝にパン食べただけだけど、夕方になってもお腹がすかない。
だって動いてない。
誰とも会話もしてない。
お腹がすくわけない。


自分の家族から特に内容のないLINE。
御主人様からだと思ったじゃない・・・・・。
ワクワクして損した。
携帯をパソコン机に置いて充電。
とにかく寒いのでベッドの中でごろんごろん。

いつの間にかウトウトしていると、夕方LINEの音。
どうせまた家族からだろうと思って無視。

するとまた少し経ってからLINEの音。
もう・・・・・なんなの!
紛らわしいからLINE送らないでよ!
御主人様からだと思ってワクワクして凹むのイヤなんだから!!!

思いがけない2


ん?
家族からじゃない。
@@?
御主人様からだ!

無視した1個目から16分も経ってる。
ひいいいいいいいいいいいい。
慌てて返信しました。
するとすぐに着信。

「いま〇〇駅にいるから」

「それはどこですか?」

「お前は知らないか」
「バタバタ準備して、いつものところに来い」
「あと10分くらいで俺は着く」

急いで着替えて化粧して出発。
私の家からその駅までは車で30分。
夕方だからもう少しかかるかな。

駅近くのコインパーキングに停めて歩きます。
18:40くらいに無事にいつもの場所で合流できました。
御主人様は先に呑んでました。

「何か食べるか?」
「俺は食べてきたからお腹いっぱい」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

逢えて嬉しいけれど、一気に落ちこむ私。
私の知らない駅名。
そしてお腹いっぱいという言葉。

家族で外食した帰りなんだ・・・・・・・。

そのまま帰らずに私と逢うために作ってくれた時間。
それは分かる。
すごく嬉しい。
でも、私は御主人様の祝日・日曜の家族との過ごし方なんで1ミリも知りたくない。
見たこともない家族の光景が目に浮かぶから。
楽しそうに食事をしている姿をイメージしてしまうのです。

気がついたら涙が出ていました。
落ちこむ理由なんて本当はないはずなのに。
家族なんだから一緒に楽しく食べるでしょうし、外食もするでしょう。
分かっていることなのに。

私が泣いている理由が全く分からない御主人様。
理由を話すと

「俺はお腹がいっぱいだ」って言っただけだろって。


そうなんだけど、そうじゃないんです・・・・。
心は複雑です。

せっかく御主人様が逢えるように作ってくれた時間。
気持ちを切り替えて楽しく過ごさないと。

食欲はなかったけれど、少しだけ注文しました。
御主人様と楽しく会話している内に、やっと食欲が出てきました。

御主人様もそんな私の様子を見て「やっと元気になったな」って。

「それにしても油断してただろう」

「油断してましたーーー」
「だって今日は朝のLINE以降、一切連絡がなかったから」
「もうないだろうと思って携帯をパソコンのところに置きっぱなしでした」

「油断大敵なんだよ」
「消防車のようにいつでもスタンバっておけよ(笑)」

「はい(笑)」

「逢いたかったか?」

「逢いたかったです^^」
「御主人様も逢いたかったですか?」

「だから時間作って逢いに来たんだろうが」

「はい^^」

話をしながら服の上から乳首をつまんでくるわ、
ズボンの上からクリを弄ってくるわ(笑)

「今日Tバックじゃないな」

「ズボンだから下着触らないだろうと思って(笑)」
「よく分かりますね@@」

「すぐ分かる(笑)」



いつもの立ち飲み屋で1時間ほど過ごし、
駅ビルをブラブラすることに。

あっという間に20時を過ぎます。

「もうそろそろ・・・・・・・」

「まだ帰らないよ」

「だって・・・・・・」

「帰したいのか?」

「イヤですよ・・・」
「でも・・・・・」

「いいから!」

私は奥さんが怪しんでないかが気になって仕方ありません。
いつまでだって一緒にいたいに決まっています。
でも現実問題、そういうわけにはいきません。
この駅ビルから御主人様の家も近くはないから。

私はずっと長く一緒に居たいから、この関係が壊れるような
危ないことはして欲しくないのです。
無理しないと逢えないのは分かっているけど、無理して欲しくない。


結局、ブラブラして閉店の21時まで駅ビルにいました。
御主人様お気に入りのハンドクリームを買ったり、
いつものように私の洋服を見てくれたり、
本屋さんで雑誌を見たり。

料理の本を前を通ったとき、「美味しいご飯作れよ」って。
そして「2人の皿も買わないとな」って。

「!!!!!!」
「2人の皿、買います><」

私は御主人様が今、家族と一緒に使ってる食器は絶対にイヤ。
生理的に受け付けない。
気にしない人もいるかもしれないけれど、私は無理。
箸、箸置き、スプーン、フォーク、ナイフ、コップ、皿。
布団、シーツ、枕、タオル、スリッパ。
手や口に触れるものを共有するのは絶対に無理。

私は元旦那と一緒に使っていたものは一切持ってきてません。
それを御主人様にすることは失礼だと思ったから。
全て新しく買いなおしました。

御主人様は以前「いま使ってる食器とか全部捨てろっていうのか?」って言ったけど、
そういうことを求めているわけではないのです。

器などを集めることも好きな御主人様。
全て大切な物だということは分かっています。
すべてがこだわりあるものでしょう。
私はそれを捨てて欲しいと言っているわけではないのです。

使いたくない=使えない=捨てる
そう受け取られても仕方ないかもしれませんが、
私の言いたい、伝えたい気持ちを分かって欲しいと思います。

だから今回の御主人様の発言は、凄く嬉しかった。



駅ビルを後にして、コインパーキングへ。
実は車の中に御主人様に渡す用に持ってきているものがありました。

数日前のこと。
いつもは行かない薬局に、そこでしか売っていない御主人様が大好きな
アイスを買いに行きました。
生地が凄く厚くてとっても暖かそうな靴下が売ってあるのを発見。
仕事中に外に出ることが多い御主人様。
いつも足が寒いって言っていました。

たまーーーーに御主人様が私の家に泊まることができるとき、
御主人様の靴下やレギンスの洗濯を干しながら
もう少し暖かそうなものがあればいいのになって思っていました。
色んなお店に行くたびに見ますが、なかなか良いものがありません。

今回その薬局で見つけたものは、まさに私が探していたような靴下でした。
御主人様が気に入ってくれるかは分かりませんので、ひとまず黒だけ買うことに。
薬局での買い物なら御主人様が仕事帰りに寄って買ったと言っても怪しまれません。

その黒の靴下をプレゼントすると、予想以上に喜んでくれました。
すごく暖かいと。
仕事にも、普段にも使ってくれているそうです。
よかったあああああ><

「他の色もあったら、また買ってきて欲しい」
「金は払うから頼んだ」

御主人様がこんな風に言うということは、相当気に入った証拠。
翌日さっそく同じもので紺色の靴下を買っておきました。

そしてその靴下コーナー付近でふと目に入った別のもの。
とっても暖かそうなレギンスと下着。
「裏起毛」って文字が。

私が探していたものはこれだああああああって(笑)
でも、商品を開けることができず、実際に触って確かめられません。
仕方ないので、自分用にまず買ってみて使ってみることに。
2月に入ってすっごく寒い日が続いていたので、ちょうど自分にも欲しかったのです。

おーーーーーーーーーーーーーーー!
これは暖かい!
生地がまぁまぁ厚いのと裏起毛であったかああああい^^

自分で試して良い商品だということが分かったので、御主人様の分も買いに。
ところが、男性用のレギンスはあったのですが、Mサイズの下着は売り切れ。
同じ会社の「厚手」Mサイズは残っているのですが、私が欲しているのは「裏起毛」のMサイズ。
それは譲れない(笑)

同じチェーン店の薬局はしごツアー(笑)
5軒目でやああああああああっと残ってました。
絶対どこかには残ってると信じて探して良かった;;;


そうやって御主人様には内緒で買った「裏起毛シリーズ」が車の中にあったのです。
・頼まれていた紺色の靴下2足
・黒の裏起毛レギンス2足
・黒と白の裏起毛下着1つずつ


ただ・・・・・・既婚者である御主人様に「物」を贈ることが怖くもあります。
でも・・・・・・贈るものが「御主人様が自分で買ってもおかしくないもの」限定で
選んでいるつもりなので、迷惑にならないと願いながら買っています。

いつもは御主人様の車の中に1度いれてもらっていて、
御主人様のタイミングで持って帰ってもらっていますが、
今回は車の鍵を持ってきていないということでした。

靴下1つくらいなら今日持ってきているカバンに入れて持って帰れるだろうけど、
これ全部は入らない。

1人で呑みに行くって途中の駅で降りた御主人様が何か持って帰ったら
怪しまれるかもしれない。
今日は2/11でバレンタインも近いことだし。

でも、私も一応の対策はしてきていました。
もしかしたら車の鍵がないかもと思って、値段だけ剥がして
薬局の袋にいれたままで持ってきていました。
駅ビルにも薬局はたくさん入っているから。

こういうものをあまり自分で買わない御主人様。
絶対買わないわけじゃないけど、優先順位が非常に低いのは確かです。
季節外商品でセールになってたら買ったと言えば怪しまれないはず。
実際そうだったから。ウソではない。

最近すごく寒いから早く渡したくてウズウズしてました。
でも、あげることで迷惑にならないか不安でもありました。

御主人様に今回買ってきたものを渡しながら聞きました。

「迷惑じゃないですか?」
「持って帰って怪しまれませんか?」
「今日は靴下だけにして、他は持って帰るのはやめておきますか?」


帰り道の車の中で、何回も確認してしまいました。
御主人様は気にせず持って帰ってくれました。



そろそろ御主人様の家の近くまで帰ってきたという時、
御主人様が「そこを右」って言うのです。

「右ですか@@?」

御主人様の家に帰る道は左。
真逆です。

@@?って思いながら右に行くと綺麗な景色が目の前に。
この景色を私に見せたかったそうなんです。

綺麗な景色


少しの間、2人でぼんやりとその光を眺めていました。
御主人様が私の頭を自分の肩に引き寄せます。
私は御主人様の肩に頭を乗せます。
たまにキスして、また光を見て。

綺麗な景色を見れたことも嬉しかったけど、私に見せたい、一緒に見たい、
と思ってくれたその気持ちが何よりも嬉しい。

「お前、綺麗な景色が好きだもんな」
「これを見せてやりたかった」

「好きです^^」
「すっごく綺麗^^」

「一生忘れんなよ」

「私の記憶力、舐めないでください(笑)」


あっという間に22時前です。
名残惜しいですが、御主人様の自宅へ出発。

「今日は逢えて良かったか?」

「はい^^」
「すっごく嬉しかったです」

「どうせ祝日でしょんぼりしてると思ったからな」

御主人様が運転している私の頭を撫でながら
「お前には寂しい想いをさせてごめんな」って。

私の涙腺は一気にゆるみ、どばああああああああって涙が。

「お前のこと、愛しすぎてる」
「逢えない日もお前のことずっと考えてるから」
「お前が1番だ」


涙が視界がぼやける。
声を出してワンワン泣きました。

去年の9月、大喧嘩をしたとき、御主人様は
「誰が1番なんて決められるはずがないだろ」って言いました。
「家族なんだから大事に決まってる」と。

私がこの言葉を忘れる日はありません。
人間、誰しも怒ってるときの言葉の方が本音だと思っているから。
言った御主人様本人は忘れているかもしれませんが、
私はその時の全てを記憶してしまうから。
御主人様の罵声の大きさも、私に対する軽蔑・憎悪の表情も全て。
そしてそれは消えることなく私の脳内で完全にリプレイされ続けます。

いつまでも過去のことを根に持ってしつこいって思うかもしれませんが、
そうではなく、私の特技なのです。
小さい頃からの全てのイヤな思い出が脳内で再生されます。
覚えているのはイヤなことだけでなく、基本的に日常生活のほとんどを記憶しています。
ただ、鮮明に深く深く記憶に残るのは、やはりイヤな思い出。
過去の死にたいほど苦しかった出来事も永遠に忘れることができない。
私は苦しい思い出から逃れることが出来ない体質なのです。

この日に言ってくれた言葉もウソじゃないと思っています。
信じているとか信じていないなんて、そんな浅い次元の話ではないから。
私には御主人様の葛藤も分かるから。


22:20くらいに御主人様を自宅付近でおろして、お別れの時間。
私は23時少し過ぎに帰宅。


そして次の日の朝。
思いがけない3

夕方感想が届きました。
インナー
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Author:生涯奴隷
御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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