クリピアスを開けるかどうかはずっと話題にあがっています。御主人様は開けたいという気持ち半分と嫌な気持ちが半分なんだそうです。なぜ嫌なのかを聞いてみたら、私の体に穴を開けることが嫌だと思っているそうです。
私は「開けたら特別?」と聞きました。
そうしたら「開けてほしいなら開けてやるよ。特別だろ」って。
クリピアスそのものにはもともと興味はないけれど、御主人様が開けさせたいと思っているならば開けたい。でもやっぱり怖い。なので「結婚する時がいい」と答えました。記念にもなり、そして奴隷の一生の証として、ピアスに特別感を持たせたいと思いました。
最近よく考えるのです。私たちはとっても仲良し。でもこのままこの幸せな日々が将来も続くのかなと。
私たちはプレイだけでなくデートもたくさんします。そういう時間も大切にしています。基本日曜日と祝日以外は毎日電話します。ラインは365日します。デートするときはほとんどずっと手を繋いでいます。車の中も手を繋いでいます。一緒にいて話が尽きることがありません。
でも、過去の人ともきっとそういうラブラブな日々があったんだろうなって考えるのです。私以外にも「愛してる」って言ってきただろうし、カッティングをするほど運命を感じた人もいたみたいだし、一生一緒にいたいって思った人もいただろうし。
私とのラブラブは永遠のものなんだろうか。この幸せはずっと続くのだろうか。いつか終わってしまう時がくるかもしれない。そんな考えがよぎらなくもないのです。
今の幸せを失いたくない。
御主人様は「あり得ない」と答えます。「代わりはいない」と。
私はさらに尋ねます。「ちゃんとやりたいことができていますか」「ちゃんと満足していますか」と。
「じっとできないところが不満。足をきちんと開いておけ(笑)」って答える御主人様。
私たちの根底にはSとMという性質があることは否めません。それがあるからこそ出逢うことができましたし、それがなければきっと惹かれ合うこともなかったと思います。やっぱりSとMという部分は2人にとって欠かせないことだと思います。だからこそ、その部分もきちんと大切にしていきたいと思うのです。私は奴隷として尽くしたいし、御主人様にもそう扱ってほしい。
私はただただ命令に従うだけのお人形みたいな奴隷ではありません。おかしいと思ったら伝えるし、嫌だと思えばそう言います。意思ない人にはなりたくないと思っているので、従順かと聞かれると、ちがうと思います。それでもそんな私を御主人様は受け入れてくれて、「本当はいやなところがあるのに我慢してるんじゃないかな」っていう私に「我慢なんてしてない」と答えてくれます。
2人とも完ぺきな人間ではないので、相手が不快になることをしたり言ったりもあります。きっとそれは仕方がないことだと思います。でもそこを理解し合えて、きちんと想いを伝えあえたら乗り越えていけると信じています。
私たちの想いが永遠に続きますように。