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『置かれた場所で咲きなさい』を読んで

最近、渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』という本を読みました。

私はクリスチャンではないですが、シスターである渡辺さんの言葉で
印象に残ったものを、いくつかご紹介したいと思います。
(途中を省略したりしてます)



どうしても咲けない時もあります。
そんな時には無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、根を下に下へと降ろして、根を張るのです。
次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。

境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。
「現在」というかけがえのない時間を精一杯生きよう。

「ひま」は「暇」ではなく、「日間」、日の光の差しこむ間
忙しさには、字が示すように、心を亡ぼし、ゆとりを失わせる危険が伴います。

人間は不完全で弱い者

人が生きていくということは、さまざまな悩みを抱えるということ。
悩みのない人生などあり得ないし、思うがままにならないのは当たり前のことです。
「受け入れる」ということは大変なことです。
そこに行き着くまでには大きな葛藤があるでしょう。
しかし、変えられないことをいつまでも悩んでいても仕方がありません。
前に進むためには、目の前にある現実をしっかりと受け入れ、
ではどうするかということに思いをはせること。

「きれいさ」はお金で買えます。
(心の)美しさは買えません。
それは、自分の生き方の気高さ、抑制ある態度、他人への思いやりの深さ、
つまり心の輝きとして培われてゆくものなのです。

「堪忍のなる堪忍は誰もする。ならぬ堪忍、するが堪忍」
誰にでもできる我慢は、我慢のうちに入らない。
ふつうなら到底できない我慢、忍耐、許しができて、初めて「堪忍」の名に値する

「神さまがこの人と私を出会わせてくださった。だから、この出会いを育てていこう」
「この方と私とは会うべくして会ったのだから、このご縁を大事にしよう」
出会っただけでは信頼関係を結べない。
いい出会いにするためには、自分が苦労して出会いを育てなければならない。

自分が明るく笑顔でいること。
それは平和を世界にもらたす力となるのです。

不機嫌は立派な環境破壊だということを、忘れないでいましょう。
私たちは時に、顔から、口から、態度から、ダイオキシンを出していないでしょうか。
これらは大気を汚染し、環境を汚し、人の心をむしばむのです。
笑顔で生きるということは、立派なエコなのです。

私たち1人ひとりの生活や心の中には、思いがけない穴がポッカリ開くことがあり、
そこから冷たい隙間風が吹くことがあります。
その穴を埋めることも大切かもしれませんが、穴が開くまで見えなかったものを、
穴から見るということも、生き方として大切なのです。
思わぬ不幸な出来事や失敗から、本当に大切なことに気付くことがある。

「天の下の出来事には、すべて定められた時がある」
願っていることの成就のために、苦しくても我慢して待つこと

希望には人を生かす力も、人を殺す力もある
それが根拠のない希望であったとしても、
希望と呼ぶものがある間は、それが生きる力、生かす力に
希望の喪失は、そのまま生きる力の喪失に
希望には叶うものと叶わないものがあるでしょう。
大切なのは希望を持ち続けること

悩みは、嫉妬に似ていると私は思っています。
初めは小さかった悩みも、そこにばかり目をやっていると、
どんどん雪だるまのように膨らんでいく。
そして、転がりながら小さな悩みさえもくっつけて、
自分でどうしようもないほどに大きくなっていく。

愛情の深さと歳月は比例しない。
たとえどんなに短くても、本物の愛は心を充分に満たしてくれる。

人間は1人ひとり「人格」
「人格」である限りは、あなたと相手は違いますし、違っていていいのです。
相手もあなたと同じ考えを持たないで当たり前。
「君は君 我は我也 されど仲よき」という、武者小路実篤さんの言葉があったと思います。
私と違うあなたを尊敬する。
相手の人も、自分と違う私を尊重してくれる。
そして、その間に愛というものが育っていきます。

人間は決して完全にわかり合えない。
だから、どれほど相手を信頼していても、
「100%信頼しちゃだめよ、98%にしなさい。
あとの2%は相手が間違った時の許しのためにとっておきなさい」
といっています。
人間は不完全なものです。
それなのに100%信頼するから、許せなくなる。
私でも、100%信頼されたら迷惑だといいます。
私も間違う余地を残しておいてほしいから。

「寸鉄人を殺す」という言葉があるように、
短い言葉でも、相手を殺しもすれば、生かすこともできるのです。
言葉ほど恐ろしいものはない。
使い方を間違えれば凶器にもなる。
言葉は、いつまでも生きものであってほしい。
相手を生かし、自分も力づけられる、血のかよった、ぬくもりのある言葉を


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御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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