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御主人様、検定試験合格!!!

ある日曜日、御主人様は、仕事に関するある検定試験を受けました。
それはペーパーテストではなく、実技試験。
たくさん練習して、イメージトレーニングを重ねて。

実技試験本番、天気予報は雨。
前の夜は雷まで鳴っていました。
大丈夫かなぁ・・・・・・
外で行うので、できれば晴れて欲しい><



前の晩のLINE

「いよいよ明日だな」

「明日ですね」
「早めに休んでくださいね」
「きちんと睡眠とって、万全な状態で臨んでください」

「早く寝るよ」
「雷鳴ってるな」

「雷鳴り出しましたね」

「明日はお前が一緒だから、大丈夫だな(笑)」

「私がずっと合格するように祈っています」

「お前が居れば大丈夫だ」
「2人は一緒だからな」

「はい^^」
「御主人様と一緒ならば、なんでも大丈夫です」

明日はできるだけ、一緒に居るからな

「明日逢えることを楽しみに、そして合格のお祝いができることを祈って」
「おやすみなさい」
「愛しています」

「合格したら、お祝いしような(笑)」
「おやすみ」
「俺も誰より何より愛してる」

「合格したら、またお寿司食べにいきましょうね^^」



そして試験当日の朝。
なんとなんと、天気は快晴も快晴!

御主人様が私の家まで来てくれる約束でした。
試験のスケジュールを書いた紙を以前携帯のカメラで撮らせてもらったのに、
なぜかきちんと撮れてなくて、私としては珍しく、8:40集合だと勘違い。
当日の朝8:20になっても御主人様から連絡がなくて、私は勝手にヤキモキ。

もしかしたら、奥さんが一緒に行くって言い出して、
私は今日一緒に行けないのかも。
もう出発してるけど、隣に奥さんがいるから私に連絡できないのかも。
何もできないけど、一緒にいって応援したかった・・・・・。

そんな妄想が勝手に膨らんで、1人で凹んでいるところに御主人様から電話。

「おはよ」

「おはようございます」 ←相当暗い声

「どうした?」

「かくかくしかじかで・・・・・・・」

「9:40集合だぞ(笑)」
「今から行くから外に出とけ」
「今日は俺の車で行くから」


よかった・・・・・・。
一緒に行ける><



御主人様が一発で合格するだろうと思っていました。
なので、合格のお祝いを試験の10日ほど前に買っていました。
試験当日の日付を書いた手書きのメッセージカードを添えて。

その品物は、以前御主人様と一緒にいるときに、
御主人様が欲しいと言っていたもの。
自分が気に入ったものしか持たない御主人様なので、
せっかく欲しがっていたものの情報を手に入れたのですから、
それをプレゼントするのが1番です^^
私にも買える金額だったし(笑)

御主人様と一緒にそれを見た次の日は、終日仕事で行けず、
アセアセしながら2日後に買いに行きました。まだあるかな><
無事に残っていたので、即座に購入。
自宅に戻り、メッセージカードを中に入れてラッピング。

たぶん、御主人様は、そのうちまたこのお店に見にくるはず。
御主人様、きっと売れててガッカリするだろうなぁ(笑)
あげたら喜んでくれるかな^^

約10日後の試験日まで、プレゼントのこと、黙ってられるかなぁ・・・・。
言いたくてウズウズするーーーーー(笑)



当日の朝、いつもは私の車で一緒に行くので、車にプレゼントを隠していました。
でも、御主人様の車で行くっていうことだったので、一旦部屋に持って戻って、
それが入るサイズのカバンに入れ替えました。
ハンカチを上にかぶせて、御主人様にばれないように。


「合格」が分かったら、すぐに渡すんだ^^


試験場までの車の中、御主人様は少し緊張していました。
私は邪魔しないようにおとなしくしています。
本当は、御主人様の車に乗るのはイヤ。
奥さんが座る助手席に座るのはイヤ。
極力、シートとの接地面が少なくなるように座ります(笑)


途中のコンビニでコーヒーを買う御主人様。私に財布をたくし、
「お手洗いに行ってくるから、ホットコーヒー買ってて」と。
コーヒーができたころ、御主人様が出てきました。

いつも自分のカバンにハンカチを入れている御主人様ですが、
車から財布しか持ってこなかったため、

「ちょっとハンカチ借りるぞ」ってハンカチを取っちゃう御主人様。

ちょ・・・・・・!!!
プレゼントが見える><
ハンカチ取っちゃダメーーーーー><
ホットコーヒーを持っている私はどうにもできず心の中でアタフタ。
ばれてない?大丈夫?セーフ?!


10時過ぎ、いよいよ試験の始まりです。
私は、邪魔にならないように、遠くから見守っていました。
試験会場の建物の中では、とてもじっとしてられず、
外に出て、御主人様が見える場所から見守ります。

絶対合格する!って思っていても、やっぱり心配というか、
落ち着きません。

御主人様が試験を受けている様子を見て、一安心。
全くミスなく出来てるように見えました。
(細かいことは全然分からないけど、素人から見ても上手だった)

御主人様が苦手だと言っていたところだけ、携帯で動画撮影しました。
あとで一緒に見よう^^


無事に終わったようだったので、私は建物の中に戻って待ちます。
合否は当日分かります。
御主人様が戻ってきてから、15分ほど待ったでしょうか?

無事に御主人様 『合格』

よかった~~~~~><
合格するとは思ってたけど、良かった・・・・・。
本当によかった><


車に乗り込んで、ようやくチュー。
御主人様の顔にも、安堵の表情が。

「お前が居てくれたおかげで、合格できたよ」

「私は何もしていません」

「お前が一緒にいるのといないのは全然違う」
「ありがとな」

「本当におめでとうございました^^」
御主人様に、プレゼントを渡しました。

「なんだろう?」
「あとで見るよ」

「はい^^」
「あとでゆっくり見てください」
「カードが中に入っているので、気をつけてくださいね」


帰り道、本屋に寄りたいという御主人様。
駐車場に車をとめて、

「先に行ってろ」
「電話してからくる」
「すぐくるから」
「その顔!」
「でました(笑)」
「ムゥムゥしてます(笑)」

だって・・・・・御主人様が奥さんに電話するのイヤなんだもん。。。
そりゃー合格した報告はしないといけないだろうけど・・・・・・。
メールでいいのに!
御主人様の声を聞かないで欲しい!!!
もったいない! (←もはや意味不明)


プンプンして、先に本屋へ。
御主人様がほんとにすぐ来て、
本屋さんの中で手を繋いでブラブラ。

「お前のプレゼント、分かったよ(笑)」

「見てきたんですか?」

「開ける前にピンときた」
「俺さ、この前店に行ったんだよ」
「そしたら売れてたからさ」
「で、お前からもらった品物の大きさといい形といい」
「俺の欲しい物が分かってるじゃないか」

「そりゃあ、一緒にお店に行きましたから(笑)」
「喜んでもらえて良かったです^^」


本屋をあとにして、帰路へ。

「1時には帰るからな」
「お前の家に寄るからしゃぶれ」
「1発やったら帰る」

「え?」
「早いですよ!!!」

「何時ならいいわけ?」

「・・・・・・夜」

そんなにたくさん一緒に居られないことは、もちろん分かっています。
でも、前の晩に「明日はできるだけ、一緒に居るからな」って。

御主人様にとっての「できるだけ一緒に居る」は13時。
私にとっての「できるだけ一緒に居る」はせめて夕方以降まで。


そうなのかぁ・・・・。
13時かぁ。。。。
短いなぁ。
寂しいなぁ。


「なんちゅう顔してんだよ!」
「一緒にいるのに、もう寂しくなっちゃったの?」

「だって、帰る時間なんて聞きたくないですよ!」
「それを聞いてしまったら、あとはカウントダウンするしかないじゃないですかーーー!」

うーーーーー><
寂しい。

「仕方ないやつだな」
「ちょっとだけデートするか」
「天気もいいしな」


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Author:生涯奴隷
御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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