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御主人様の誕生日 ~お祝いデート~

御主人様の誕生日からけっこう日数が経ってから、
お祝いに行ってきました。

場所は2人にとってお祝いごとがあるときに前にも行った
「まわらない寿司屋」

日程は、御主人様が翌日も休みのとき。
そうすれば、翌日の仕事を気にせず、飲みたいだけ飲めます!
私は御主人様に気持ちよく楽しく美味しくお酒を飲んでもらいたい。
だから2人で相談してこの日を選びました。


天気予報は90%の確率で雨・・・・・・・。
イヤだなぁ。
せっかくの年1回のお祝いデートなのに・・・・・・。


このお寿司屋さんは、すごくすごく人気で、開店前から行列ができます。
11:30オープンですが11時にはかなりの人数が待っています。
だからせめて11時には店に着いておきたいねって話になりました。

御主人様は会社の人とお昼を食べるという話を奥さんにはしたようですが、
あんまり朝早くからでかけると、奥さんが怪しむということで、
2回転目の13時くらいを狙うか?って話もしていました。

私は御主人様が無理しないのがいいです。


すると前日の夜、「10時少し前に俺の家近くのスーパーまで来い」とLINEが。
どうやら早く出れるようになったみたいです。

この日を私はとっても楽しみにしていました。
御主人様が大好きなお店で一緒にお祝いできる。
何よりも逢えることがまず嬉しい。



当日の朝、少し小雨でした。
でもなんだかやみそう。

私は9時ちょっと過ぎに家を出ます。
10時少し前に待ち合わせ場所に到着。
御主人様に到着のLINEをします。

でも全然連絡はなくて。

きっと雨が降っていたから、奥さんが駅まで送るって言ったのかも。
もしかしたらそのまま電車に乗らないといけない羽目になったかも。
それともまだ家を出れない?
今日はもう出れなくなった?


あんまり良い想像は浮かんできません。
10:30くらいにようやくLINEが来ました。
「〇〇駅まで来い」と。

やっぱり駅まで奥さんが送っていったんだ・・・・・。
なんとなくモヤモヤ。
でも仕方ありません。

無事に合流して、お寿司屋さんへ向かいます。
10時に合流できていれば11時には着けましたが、
もう10:30過ぎ。
とてもじゃないけど11時にお店は無理そうです。

すると御主人様が高速道路で行こうと言い出しました。
高速に乗る予定になかったからETCカード持ってきてたっけ?
あ、サイフに入ってるはず。
助手席の御主人様にカバンからサイフを取ってもらいました。
やっぱり、入ってた!良かった!

運転席の右下にあるETCカード車載器にETCカードを入れようとするも、
なんか場所が下過ぎて全然はいらない。

あとどれくらいで高速道路に着くのか土地勘もない私は焦ってしまって。
車がフラフラしてました。
御主人様に危ない!って言われて。
あと数秒余所見してたらぶつかっていたかもしれません。

「俺が運転する」
「代われ」

御主人様は私が駅まで迎えに来るまでコンビニでビールを買っていました。
そしてそれを助手席であけたばかり。
きっとお寿司屋さんに行くまでの車の中で飲むビールを楽しみにしていたはず。
それなのに私のせいだ・・・・・・・・。

運転を代わって助手席に移動した私の目の前には開けたのに手付かずのビール。
私は自分に腹が立って悔しくて情けなくて涙が出てきました。

泣いてる私を見てわけがわからない御主人様。

「なんで泣いてるんだ?」
「俺が遅くなって連絡しなかったからか?」
「あんまり携帯いじってると怪しまれるからできなかったんだよ」

「それは分かってます」

「じゃあなんだよ」
「さっきぶつかりそうになったからか?」

「違います」

「言えよ」
「せっかく今からお寿司食べに行くのに楽しくないだろ」

「だって・・・・・・・・・」
「せっかくビール開けたのに・・・・・・・・・」

「俺が運転代わるって言ったからか?」

「うん・・・・・・・」

「お前はバカか(笑)」
「そんなこと気にしなくていいから」

「だって・・・・・役に立ちたいのに・・・・・・」



メソメソな私だったのでした(笑)

10:50にお店近くの駐車場に到着。
雨はすっかりやんでいました。
2人で仲良く手を繋いでお店に向かいます。
11時くらいに到着しました。
私たちの前には30人くらいの列でしょうか?
オープン30分前だというのに凄い人気・・・・・・・。

この待ち時間は、いつもマッサージタイムになっています^^
私は御主人様の首やら肩やらマッサージ。
たわいもない話をしながら待ちます。

その日、鼻の横にちょうどにきびができていた私。
凹みにできており、角度的に潰せない場所にありました。
すかさず御主人様が潰そうとしてくるのですが、痛いばっかりで潰れない(笑)

「潰れなかった」

「結局、痛い損じゃないですか;;;;;」


ほんと、周りから見たら、ただのバカップルです(笑)

お寿司屋さんでは、それはもうもう大満足。
いつもランチセットとかではなく食べたいものを注文します。
御主人様が私の分まで一緒に頼んでくれます。

今回も御主人様が大好きな「八海山」を注文。
こぼれんばかりに並々つがれたお酒を美味しそうにすする御主人様。
私はこの幸せそうな御主人様を見てるだけで幸せ^^

御主人様オススメのあら汁。
生牡蠣に中落ちの刺身や、カワハギの刺身。
その他アナゴ、生しらす、鉄火巻き、フグ、白子のあぶり、ウニなどのお寿司。
もうすっごく美味しかったです!

御主人様の誕生日2016(1)
御主人様の誕生日2016(2)
御主人様の誕生日2016(3)


こんな話もしました。

「1番最初来たときは、あら汁で喧嘩したな(笑)」

「そんなこともありましたね(笑)」


こんな話も。

軍艦の上に乗ってる白子が大きすぎて、一口で入らなかった私。

「鼻に何もついてませんか><?」

「にきび以外なにもついてないよ(笑)」


そしてこんな話も。

「お前と一緒になったら、お前の出身県に引っ越すかね?」

「田舎だから御主人様は面白くないと思いますよ(笑)」



11:30から13時くらいまで楽しく食事をしました。
お店を出た13時くらいも、まだ外には行列ができてました。
お腹いっぱいになり、街をブラブラ。
デパートの中を散策します。

途中で「眠い・・・・」と言い出す御主人様。
良い感じに酔っ払って「フラフラするよ~」とか言ってました(笑)

デパートのイスでちょっと休憩。
イスに座るなり、爆睡してました(笑)
どんだけ寝つきいいの!!!

私は御主人様の左に座っていました。
御主人様の左手と私の右手を繋いだまま。
そして御主人様が持っていたビール缶が落ちそうだったので、
それを左手で預かります。

私は両手が塞がった状態で、フラフラ体重移動する御主人様を支えていました。
全然起きる気配がありません(笑)
デパートの中は人はウロウロしてるし、放送や音楽もかかっているのに(笑)

20分くらい経ったころ、さすがに暇になった私。
携帯で暇をつぶしたい・・・・・。
でも携帯は私のジャケット右ポッケ。
左手で持っていたビール缶を置こうにも、置ける場所は床以外見当たらない。
不安定な膝の上に置き、左手で右のポケットを捜索。
なんとか引っ張り出せました!!

不安定な膝の上でビール缶のバランスを保ちながら、
御主人様が動くたびに右手で体重のバランスを保ち、
左手で携帯をいじる。

なんて器用な私(笑)

寝始めてから30分くらいで目が覚める御主人様。
とっても気持ちよかったそうです^^
良かった良かった(笑)



そんなこんなでもうすぐ16:30。
約束していたケーキ屋さんに向かいました。

以前1回だけ一緒に買いに行ったことがあるケーキ屋さん。
そこは食べるスペースもあるんだそうです。

「俺も食べるところは初めて」

私の瞳がキラーンってなった瞬間です(笑)

私のそんな表情を見て「お前はほんとにお前だけがいいんだな(笑)」って。

当たり前です!!!
私だけの御主人様ですから。
この日は、あまり普段聞かない質問をしてみました。

「御主人様にとって私は今まで好きになった人の中で1番好きですか?」

最初御主人様は笑ってごまかそうとしました。
逃げるのは許さない!
答えるまでしつこく聞きます(笑)
「1番だよ」って無理やり答えてくれました(笑)

御主人様は嘘をつかない人です。
最初で答えなかったってことは、もしかしたらですが、
本当は過去に私よりも好きだった人がいるのかもしれません。

疑ってるとかそういうことじゃなくて、そうであっても不思議ではないと。
そう思ったのでした。
過去の人には勝てないけれど、御主人様の今からは全部私がもらってもいいですよね?
私が1番に将来的になれたらそれでいいですよね?


ケーキはびっくりするくらい美味しくて。
2人で別々のものを頼んで半分こ。
ドリンクのホットチョコレートは人生の中で1番美味しかったです。
御主人様に私のケーキをあ~んってします。
御主人様に、私にもちょうだいって指で合図。
それを見て私にフォークを渡そうとしたけど、すぐさまあ~んってしてくれました。

「お前のことだからこうした方が嬉しいだろ(笑)」

うんうんってしながらパクッと御主人様のケーキを食べます。



本当はこの日、私の家に来ることになっていました。
でも、この時点で17:30過ぎ。
さすがにそろそろ帰らないとあやしまれます。

断腸の思いで御主人様に言いました。

「今日はもうこのまま帰りますよね?」

「そうだな」
「遅くなったからな」
「お前の家に行くのはまた今度な」

帰るときはいつだってさみしい。
逢えた時間の長さとか関係なくて。
いつも涙が出てきてしまいます。

車の中でたくさん逝かせてくれました。
チューもたくさんしました。
お寿司屋さんでも、デパートの中でも、ケーキ屋さんでも、
ちょっとした死角をついてTバックの中に手をつっこんだり乳首をいじったり。
なぜか御主人様といると、いつでも発情してしまう私です。

帰りの車の中では、またもや眠そうな御主人様。

「次の信号左にまがったら、あとはずっとまっすぐ」

そう言った瞬間寝てます(笑)

いや!絶対ずっとまっすぐじゃないから!!!!!!!


ナビをセットして、起こさないようにナビの音を消します。
手は繋いだまんま^^
途中「眠いよぉ」って寝ながら言ってました(笑)

かわいい・・・・・・・・。


御主人様にとってとっても良い1日だったみたいだったので、
私も大満足でした^^
90%の雨予報だったのにほとんど降ることなく、
お寿司もケーキも美味しくて幸せな幸せな日でした^^


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プロフィール

生涯奴隷

Author:生涯奴隷
御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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