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「お前と使うんだからな」

御主人様がある作家さんのグラスを買いたいと言っていました。
その作家さんのサイトを一緒に見ました。
商品の画像はあるものの、金額は載っていません。
すごく人気がある作家さんらしく、注文してから納品まで時間もかかるようです。

私に金額とか納品までの時間とかを聞いてほしいと言われていました。
サイトからメールで問合せします。
すぐに返信が来て、グラス1つがおおよそ13,000円ほど。

その内容を御主人様に伝えると、グラス2種類を2つずつ買うという返事でした。
私に注文をして欲しいということで、注文のメールをしました。


私は御主人様からの依頼を、とても苦しく思っていました。
だって、私が使うものじゃないから。
御主人様と奥さんが乾杯するであろうグラスを私が注文。
なんてミジメ。
私って、まるでピエロ。
御主人様がそのグラスの話をするのが苦しくて仕方ありませんでした。

でも、メールでそのことは言いたくありませんでした。
文字だけで自分の気持ちを100%伝えるのが難しいと思ったから。

ようやく逢えた日、ずっと言いたかった苦しい気持ちを伝えました。
そしたら

「(嫁とは)使わないよ」
「お前と使うためだよ」
「だから納期が遅くなってもいいんだろ?」


涙が滝のように溢れ出ました。
やっとグラスが載っているサイトを素直な気持ちで見れるようになりました。



そして、御主人様がグラス納期まで時間があるので、
毎月少しずつグラス貯金をすると言ってきたので、
私が毎月預かりましょうか?と言いました。

すると「頼む」と。

旅行貯金の5000円に加えて、グラス貯金の5000円の封筒も準備。
私は自分の旅行貯金5000円を封筒に入れたあと、
グラス貯金の封筒にも5000円を入れました。

私が買うグラスじゃないけど、2人で使うためって言ったから。
それなら私も一緒に。
私の家に届いたあと、きっと御主人様は全てのグラスを自分の家に持って帰るはず。
引っ越してしまった今、御主人様が私の家でご飯を食べることはありません。
せっかく注文までして購入するグラスだから、早くそれを使いたいですもんね。
それでビールを飲みたいと言ってました。

同じものが2つずつあれば、それを見た奥さんは自分の分だと思うでしょう。
それを使うつもりでいる奥さんを止めるすべはないと思います。
まさか使うなとは言えませんしね。
一旦御主人様の家に行ってしまったグラスを奥さんが使ってないかどうかは、
私には知るよしもありません。

それでも。

御主人様から合計1万円を預かった時、
「私のグラス貯金はもう入れてありますから」と初めて伝えました。
「だって2人で使うためですよね?」
「それなら私も一緒に払います」
「毎月1万円ずつ2人で貯めていったら、届く頃には貯め終わりますよ」


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御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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