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夜遊びデート ~翌日の大雨買い物デート~

御主人様が一旦自分の家に帰ってから2時間後くらい。
御主人様から着信。

「家でたぞ」
「本当に一緒に行くのか?」

「はい^^」

「お前の家まで行くから待っとけ」


この日は、大雨。
バケツをひっくり返したどころじゃない大雨。


玄関の前まで車を寄せてくれました。

「〇〇まで行ってやる」
「クーラーボックス買いたいんだろ?」

「はいーーー^^」



実は、去年御主人様が買ったクーラーボックスと同じものを
私も自分の家に欲しかったのです。

御主人様と車で旅行に行くときは、いつも大活躍のクーラーボックス。
御主人様のビール6本と、私のお茶のペットボトル1本と、
氷をたくさん入れてちょうど良いサイズ。

しかも、このクーラーボックスの保冷時間が凄く長いのです!
だから、全く同じものが欲しかったのです。
違うものを買って、あまり良くないものだったらショックだから。

御主人様と旅行に行くときは、基本こっそりなわけで、
しかも私の家からビールを持っていくことが多いので、
そのたびに御主人様にクーラーボックスを持ってきてもらうよりも、
私の家にあったほうが便利なのです。

でも、去年買いたいなって思ったときはすでに秋で、
店頭からクーラーボックスは消えてました。

「また・・・・・来年ですね」

そして、今年、また夏に向けてそういうグッズが並んでいたので、
御主人様に買いたいですって話をしていたのです。



御主人様が去年そのクーラーボックスを買った同じチェーン店へ。
雨がすごかったので、入口でまず私をおろしてくれました。
御主人様は遠くにしかあいてない駐車場から傘をさして歩いてきます。

売ってました!
まったく同じクーラーボックス!!!

そこで、他の御主人様の買い物も一緒にしました。
手を繋いでお店の中をうろうろ。

楽しい^^

御主人様のカゴの中に、私も自分のものを入れていきます。
ゴミ袋とか御主人様が来たとき用のコーヒーとか。
御主人様も必要なものをカゴに入れていきますが、
私のことを考えて、生鮮食品はここでは買わないでくれました。

ビールを大量に買う御主人様。
お客さんかな・・・・・?
でも、知りたくないことだから聞かない。


無事にクーラーボックスを買って、次のお店へ。

「同じもの買えてよかったな(笑)」
「お揃いだな^^」

「はいーーーー^^」


次のスーパーでは、私は車の中で待機するように言われました。
大雨だったから濡れないようにというのもあったと思いますが、
たぶん私が嫌な思いをしないように気遣ってくれたんだと思います。

しばらく経って、大量の食品を買って戻ってきた御主人様。


買い物が終わり、私の家へと送り届けてくれました。
家の真横まで車をつけてくれて、これで本当にお別れ。
今日から3日間は逢えない。

寂しい。
寂しい。
寂しい。



「5日は釣りに行くならお前も行くか?」
「行くか分からないけどな」
「釣りに行けなくても連絡するから」

「はい;;;」
「今からあっち行くんですか?」 ←奥さんの実家のこと

(大雨だから、行くなら気をつけてくださいねって言いたかった)

「行かないよ」
「あっちが来る」

「そうですか・・・・・」

(そっか・・・大量のビールはそのためか・・・)
(さっき買ってたチーズ・・夜は御主人様の手作りピザかな?)


心の中で色んな想像が膨らみます。
これ以上は知りたくないし、聞きたくない。

私から聞かない以上、御主人様も来ることを黙っていてくれました。
御主人様の優しさ・思いやりを感じます。
私も聞く予定ではなかったけれど、あまりにも凄い雨だったので、
道中が心配になって、ついそんな質問をしてしまったのでした。


この日の翌日は、私の両親が私の家に来ます。
私は家に帰ったら、御主人様に関するものを全て片付ける作業が。
冷蔵庫の中のビールも、洗面台にある歯ブラシも整髪料も。
玄関に置いている御主人様専用のスリッパも。
壁に貼ってある御主人様手書きの「おかえり」置き手紙も。
ベッドの横に置いてある首輪も、ピルも、私のトイレである洗面器も。
クローゼットにかけてある御主人様の洋服も。
もらった釣りの浮きやうちわも。
パソコンをつけるかもしれないから、デスクトップの2人の写真も。

そして・・・指輪。
何もかもすべて。
そう、まるで御主人様の存在そのものがないかのように。


その同じ時間、御主人様は奥さんの両親を迎える準備。
私が1人で寂しい夜、御主人様は「奥さんの家族」と時間を過ごすのです。

急に自分が「物凄くみじめ」に思えました。

結局、full time loverなんて程遠くて、part time loverだと、
実感する羽目になるのです。

御主人様が悪いわけではないのです。
今は仕方がありません。


でも、あまりにも両極端な2人の過ごし方。

「お前のお父さんに怒られるな(笑)」なんて会話をしたその翌日に、
私は御主人様の存在そのものを全て隠す行動をしなければならないのです。
普通の恋人であれば、「両親に挨拶」なんてことになるかもしれないのに、
全くその逆の行動をしなければならないのが、今の私なのです。

そして、その時間、御主人様は「奥さんの両親」と過ごしているのです。

こんなことって・・・・・・。
涙がとまらず、御主人様の胸の中で声を出してわんわん泣きました。

「お前が泣くと大雨になる!」


ブログを書きながらも思い出して涙が出てしまいました・・・。

夜遊びデートシリーズ終わり。


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Author:生涯奴隷
御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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