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「クンクン言うなよ!」

ある土曜日。

土曜日のバイトは18時までに終わるようにお願いしています。
御主人様の仕事がどんなに早く終わってとしても、
私のバイト帰りの方が早くなるように。

でも、この土曜日はバイトの時間をどうしても変更してほしいと
お願いされていて、終わりが20時になってしまいました。

20時終わりだと、おそらく逢えない。
最近、御主人様は時期的に残業があまりありません。
たぶん18時過ぎにおわって19時くらいには家に帰り着きます。


数日前に、
「19時まで残業してくださいよーー!」
「そしたら逢えるから^^」なんて言っていました。

残業があるかないかは、その日の会社次第。
御主人様個人では決めることはできません。


ああは言ったけど、実際早く終わったからといって、
御主人様に待っててもらうわけにはいきません。

なので、バイトに行く前に御主人様にLINE

クンクン1


18時過ぎ、私のバイトがちょうど始まったころくらいに
「仕事終わったよ」っていうLINEが入っていたみたいです。

バイト中に携帯は触れませんので、お手洗いのついでに返事を。
携帯を見たとき、すでに19:30。
もう家に帰り着いてる時間。
今日はやっぱり逢えないのか・・・・。
明日は日曜日だから明日も逢えないし、
月曜日もバイトが入ってるから逢えない。

寂しいけど、仕方ないです。
我慢我慢。


そして20時にバイトが終わり、携帯を見ると
「終わったら電話しろ」というLINEが。

御主人様の仕事が終わって私のバイトが終わる時間までの約2時間。
寄り道をしながら帰ってきてくれたのです。
本当は、早く家に帰ってゆっくりしたいはず。
お休みの前の夜ですからね。
なのに、1時間以上はどこかで時間を潰してきてくれたのです。


優しいです・・・・・・・。


近くの本屋さんで待ち合わせ。
駐車場で合流して、本屋プラプラデート。

「クンクン言うなよ!」
「俺に心配をかけるな!」って。

最近、私が寂しがってると「クンクン鳴く」と言われます。
だって・・・・寂しいんだもん!!!

私のことを「エラが張ってる」という御主人様。

「どうしてそんなにエラが張ってるんですか?」って言われるぞって、
よくからかってきます。

「たくさん我慢してるから(笑)」って言うと

「俺には全然我慢してないじゃないか(笑)」
「ワガママ言いたい放題だぞ!」

御主人様は、この世で私が唯一甘えられる存在。
御主人様には今まで生きてきて誰にも言えなかった本音が言えるから。
私に「甘えていい」「ワガママを言ってもいい」って教えてくれたから。

御主人様の前では「しっかり者」の私を演じる必要がないから。
一切のワガママを言わず聞き分けが良く、何でも1人でできる自立した子。
私はずっとそういう自分を演じて生きてきました。

本当は甘えたかった。
イヤなことはイヤだって言いたかった。
弱音を吐いてみたかった。
それは私の望んでる生き方じゃないって言いたかった。

でも、それができなかった。
悲しい思いをさせるくらいなら、自分が我慢した方がいい。
私には我慢するクセが、本音を言わないクセがついていった。
「頑張る」「大丈夫」「我慢我慢」が口癖になっていった。



夏にある私の友人の結婚式。
かなり遠いので、ちょっとした小旅行。
御主人様も一緒に行けたらいいのにって話をしていました。

もし、一緒に行けないなら、最初から断って欲しい。
だって、行けるかもって思っていて行けないってなると、
最初から行けないより、もっともっと落ち込んでしまうから。


御主人様は、とりあえず飛行機を2人分取っていて、
もし行けなくなったらキャンセルすればいいって言うけど、
キャンセルした方が立ち直れない。
キャンセルするくらいなら、最初から1人分で申し込んだ方がいい。

飛行機の中で隣に御主人様がいないのを見て泣いてしまう。
ホテルで1人ぼっちで泣いてしまう。

それなら、最初から1人分を申し込んだ方がいい。

御主人様には家庭があるから。
そうそう簡単に1泊遠出する理由なんてない。
お金だって自分1人で自由に使えない。

そんなことは私にも分かっている。
最初からこの話をしなければ良かった?
結局、御主人様は家庭がある人って自覚するだけの悲しい結末になるならば。

クンクン2
クンクン3


「本当なら(こういう関係で自由に)行けるはずがないんだから」
そんな風に言われたら、私には何も言えない。

「full time」なんかではなく「part time」なんだって自覚させられるだけ。
1泊旅行1つ自由にならないこんな関係が「full time」のわけがない・・・

幸せになれると信じて近くにきたはずなのに、結局また「我慢」の日々。
私の人生は我慢するようになっているの?
私は幸せになんてなれないのだろうか?
あるものを目にするだけで気分が悪くなる心の病気まで抱えて。


御主人様は、今すぐ離婚できない代わりに、
それはもうたくさん構ってくれます。
たくさんの無理をして逢える時間を作ってくれています。

それでも、私1人だけを愛して欲しい、私1人だけを見て欲しい。
他の人と一緒に暮らしてるなんてイヤだ。
他の人と一緒に寝ないで!
御主人様が奥さんと1つのお布団で寝てると思うと、毎晩眠れない。
もしも私が結婚したままで旦那と1つの布団で寝ても、
御主人様はどうも思わないのかな・・・?

こんなことを考える私はワガママなんだろうか。


とりあえず、行けるかどうかは分からないという前提で、
飛行機のマイレージカードを渡されました。
暗証番号が必要な場合はこの数字だとも教えてくれました。

御主人様に無理してほしいわけじゃない。
それなのに、ワガママを言ってしまう。
私は最低だ・・・



そしてその翌日の朝。御主人様からLINE

クンクン4



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御主人様の専属生涯奴隷になることが私の生きる道。私が唯一輝ける場所。それは御主人様の足元。

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